飲み会の話題100|上司・同僚・初対面、話すことがない人へ
飲み会の話題を、上司・同僚・初対面・少人数・二次会の5つの相手別に100個。話すことがない人の席順と最初の30分の立ち回り、避けたい話題、幹事の二次会の段取り、テーブルで回せる話題ルーレットもまとめた。
乾杯から10分で、話すことがなくなる
職場の飲み会。乾杯の音頭が終わって、注文が一段落したあたりで、隣の上司との会話が止まる。向かいの同期は反対側の人と盛り上がっていて、こちらは枝豆の皿を見つめている。初対面が多い懇親会なら、名前を聞いたあとの二言目が出てこない。「飲み会で話すことがない」と検索する人の多くは、話し下手なのではなく、その席の相手に合う話題の形を持っていないだけだ。
この記事は、飲み会の話題を「隣に誰が座っているか」で選べるように作った。上司・先輩、同僚・同期、初対面・他部署、少人数で深く話すとき、二次会のくだけた席。5つの相手・場面に20個ずつ、合計100個。そのあとで、飲み会が苦手な人の立ち回り(席順・最初の30分・帰り方)、避けたい話題、幹事をするときの二次会の段取り、2人以上で回せる話題ルーレットまでまとめている。
結論:話題は「誰の隣に座るか」で決まる
同じ話題でも、上司に振ると重く、同期に振るとちょうどよく、初対面に振ると踏み込みすぎになる。飲み会で会話が続かない原因の多くは、話題の量ではなく「その相手に合わない形の話題」を出していることにある。
| 隣にいる相手 | 向いている話題の形 | この記事の節 |
|---|---|---|
| 上司・先輩 | 相手が答えやすい「教えてもらう」形。仕事の良い話、地元、休日 | 上司・先輩との話題20 |
| 同僚・同期 | 共感で返せる「あるある」と、最近の小さな出来事 | 同僚・同期との話題20 |
| 初対面・他部署 | 名前と顔をつなぐ軽い質問。食べ物・店・経緯 | 初対面・他部署の人との話題20 |
| 少人数(3〜5人) | 一人ずつ順番に答えられる、少し深い問い | 少人数で深く話す話題20 |
| 二次会・くだけた席 | 全員が同時に乗れる、笑える問い | 二次会でくだける話題20 |
席順も先に決めておく。端の席や出入り口の近くは、話す相手が1〜2人に絞られるので、会話の負担が軽い。幹事の近くは話が回ってきやすい反面、話題を振る役を期待される。苦手な人は端、慣れてきたら中央へ、でいい。
数字を言わずに言葉のセンスで伝え合う協力ゲーム「ito」。2〜10人対応で、初対面が多い席でも会話が自然に生まれる定番。
会話が広がるカードゲームを見る上司・先輩との話題20
上司との会話は「自分が面白い話をする」より、「相手が話したくなる質問をする」ほうが続く。答えが仕事の評価に直結しない話題を選ぶ。
- 「この仕事を始めたきっかけは何だったんですか?」
- 「新人の頃、いちばん大変だったことは?」
- 「この辺で、おすすめの店はありますか?」
- 「ご出身はどちらですか?」から地元の話へ
- 「休日はどう過ごされることが多いですか?」
- 「学生時代、部活や習い事は何をされていました?」
- 最近の社内の良いニュース(受注、表彰、新しい取り組み)
- 「最近、買ってよかったものはありますか?」
- 「この業界、ここ数年でいちばん変わったと思うことは?」
- 「旅行は好きですか?最近どこか行かれました?」
- 相手の得意分野について「どうやって身につけたんですか?」
- 「社会人になって最初に住んだ街は?」
- 「最近、部署で嬉しかったことは?」
- 「おすすめの本や、影響を受けた人はいますか?」
- 「この店、よく来られるんですか?」から店の話へ
- 季節の話(年末の予定、寒さ、連休)
- 「若手に、これだけは早めにやっておけと思うことは?」
- 「仕事以外でハマっていることはありますか?」
- 「今の部署で、いちばん面白いと感じる仕事は?」
- 自分の最近の小さな失敗を1つ、笑える形で話して助言をもらう
上司の話が長くなっても、途中で「それでどうなったんですか?」と続きを促すほうが、無理に自分の話を差し込むより印象が良い。評価や人事、他の社員の悪口につながる話題は避ける。
同僚・同期との話題20
同僚とは「共感で返せる話題」が強い。あるあるで笑い、最近の小さな出来事を交換すれば、話題は勝手に続く。
- 今日の仕事で、いちばんどうでもよかった出来事
- 「最近、地味に嬉しかったこと」
- 社内の設備や備品のあるある(会議室の予約、エレベーター、コピー機)
- 「最近見たドラマや動画で、人に勧めたいもの」
- 「週末、何してた?」から休日の過ごし方へ
- 「最近ハマっている食べ物」
- 「次の連休、どこか行く予定ある?」
- 「推し活」の話(アイドル、スポーツ、推しの店)
- 「最近買ってよかったもの、失敗したもの」
- 「今の仕事、あと何年続けると思う?」(親しい同期限定)
- 「もし宝くじが当たったら、まず何をする?」
- 「子どもの頃にハマっていた遊び」
- 「筋トレ・ダイエット・睡眠」の最近の試み
- 「同期で、いちばん変わったのは誰だと思う?」
- 「この会社に入って、いちばん驚いたこと」
- 「仕事中にこっそりやっている気分転換」
- 「最近行った店で、もう一度行きたいところ」
- 「お互いの地元の自慢を1つずつ」
- 「社会人になって、いちばん高い買い物」
- 「今の自分に、新人の頃の自分は何て言うと思う?」
同僚との会話で一つだけ気をつけるのは、愚痴の比率だ。盛り上がるように見えて、同じ愚痴を3回繰り返した席は、翌日気まずい。愚痴は1つ出たら、次は「で、最近いいことあった?」で切り替える。
初対面・他部署の人との話題20
初対面では、相手の名前と顔をつなぐための軽い質問が先で、深い話はあとでいい。「食べ物」「店」「今日ここにいる経緯」の3つが外れにくい。
- 「今日はどういう経緯で参加されたんですか?」
- 「〇〇さん(幹事)とは、どういうつながりですか?」
- 「このお店、よく来られますか?」
- 「お酒は何系が好きですか?ビール派、ハイボール派?」
- 「このメニュー、どれにします?」と一緒に見る
- 「ご出身はどちらですか?」
- 「普段はどんなお仕事を?」(部署や役割の話として)
- 「最近、おいしかった店はありますか?」
- 「自炊はされますか?得意料理は?」
- 「最近、面白かった映画やドラマはありますか?」
- 「音楽は何を聴きますか?」
- 「ゲームや漫画で、いまおすすめは?」
- 「旅行は好きですか?最近どこか行かれました?」
- 「休日は何をして過ごすことが多いですか?」
- 「この時期、何かと忙しくないですか?」と季節の話
- 「直近のイベントやニュース、見ました?」(政治と宗教以外)
- 「〇〇って言えば……」で前の話題から連想してつなぐ
- 「自分は〇〇なんですけど」と先に自己開示してから聞く
- 周囲の会話に「それ、どういう話ですか?」と混ざる
- 「この後、二次会行かれます?」で次の話へ
初対面の会話は、1人と長く話すより、複数の人と短く話すほうが疲れない。席を1回移動するだけで、話題はリセットできる。出身地の話は外れが少なく、「〇〇出身なんですか」とオウム返しするだけでも会話になる。
少人数で深く話す話題20
3〜5人の飲み会は、全員が一つの話題に順番に答えられる人数だ。「〇〇さんはどう思う?」で話題をリレーすると、話す人が偏らない。
- 「人生でいちばん影響を受けた人は誰?」
- 「もう一度学生に戻れるなら、何をする?」
- 「最近、考え方が変わったことはある?」
- 「いちばんお金を使ってよかったもの」
- 「10年後、どうなっていたい?」
- 「最近読んだ本や見た映画で、印象に残ったもの」
- 「ストレス解消法は何?」
- 「このメンバーで旅行するなら、どこに行く?」
- 「仕事で、いちばん嬉しかった瞬間」
- 「自分の性格で、気に入っているところと直したいところ」
- 「人に言われて救われた言葉」
- 「子どもの頃の夢と、今の仕事の距離」
- 「最近、誰かに感謝したこと」
- 「もし1年休めるなら、何に使う?」
- 「尊敬している人の、真似したいところ」
- 「人生で『あれは運が良かった』と思う出来事」
- 「怖かったけど、やってよかったこと」
- 「自分の取扱説明書を書くなら、最初の1行は?」
- 「今日ここにいる人の、いいところを1つずつ」
- 「来年の今ごろ、何をしていたい?」
少人数の店選びも話題に効く。カウンター席や丸テーブルは全員の顔が見え、料理をシェアできる店は「これどう?」の一言が自然に出る。沈黙が来ても、メニューを開けば次の話題はそこにある。
二次会でくだける話題20
二次会は人数が減り、席が近くなり、全員が同時に乗れる話題が向く。一人を追い込む形にしないのが唯一のルールだ。
- 「この中で、いちばん最初に結婚しそうなのは誰?」(本人が嫌がるなら即やめる)
- 「今の仕事を辞めたら、何をしたい?」
- 「会社でいちばん尊敬している人は?」
- 「人生でいちばん恥ずかしかった失敗」
- 「学生時代の自分に一言」
- 「無人島に一つだけ持っていくなら?」
- 「もし明日から別の職業に就けるなら?」
- 「今日の一次会のMVPは誰?」
- 「ここにいる人を動物に例えると?」(容姿の話にしない)
- 「最近、思わず声が出た出来事」
- 「自分の中の『絶対に譲れないこだわり』」
- 「カラオケで必ず歌う1曲」
- 「スマホの待ち受け、なぜそれにした?」
- 「子どもの頃に信じていた迷信」
- 「もし1日だけ透明人間になれたら」
- 「最近覚えた、便利な言い訳」
- 「ふだん絶対に言わないけど、感謝している人」
- 「来年、新しく始めたいこと」
- 「このメンバーでやるなら、どんな遊び?」
- 「今日の飲み会に点数をつけるなら?」
カラオケに流れるなら「平成の曲だけ」「サビだけリレー」のようなテーマ縛りが、歌わない人も巻き込める。全員で遊べる形式を1つ用意しておきたいときは、質問ゲームの二択と指名バトンが二次会向きだ。
飲み会が苦手な人の立ち回り
話題のストックがあっても、飲み会そのものが苦手な人はいる。無理に話し上手になる必要はなく、「最初の30分だけ参加する」「聞き役の3フレーズで回す」だけで、その席での役割は果たせる。
参加前にできる準備
- 席は端か出入り口の近く。話す相手が1〜2人に絞られる
- 店のメニューを事前に見ておく。「これおいしそう」は最初の一言になる
- 「今日は聞き役に徹する」と決めておく。話す量で評価されることはほとんどない
最初の30分だけ頑張る
乾杯からの30分で席の空気は決まる。この時間だけ、隣の人に上の表から1つ質問し、あとは相づちと食事でいい。
使い回せる3フレーズ:
- 「それ、分かります」 — 共感を示すだけで会話に参加したことになる
- 「〇〇さんはどう思います?」 — 自分が話さなくても、会話が回る
- 「最近、何かハマっていることあります?」 — 沈黙に効く万能の一言
食事に集中するという選択
会話が途切れたら、食べることに集中していい。「これおいしいですね」と一言添えれば、黙っていても不自然ではない。周囲の会話を聞いているだけでも、場に参加していることになる。
帰りたいときの合図
一次会で帰ると決めたら、終盤に幹事へ「今日はここで失礼します」と一言。理由は短く具体的に(明日が早い、電車の時間)。幹事に声をかけてから帰ると、途中退席でも印象は崩れない。二次会の誘いは「次は行きます」で十分だ。
毎回断るほうが気疲れする、という人は、参加の頻度を自分で決めておくといい。3回に1回は顔を出す、一次会だけは出る、といった線引きがあると、誘われるたびに悩まずに済む。
避けたい話題
盛り上がるように見えて、翌日の職場に持ち越される話題がある。
- 年収・貯金・家賃:金額の話は、聞く側にも答える側にも逃げ場がない
- 恋愛・家庭の詮索:「結婚は?」「子どもは?」は、本人から出ない限り触れない
- 上司や同僚の悪口:その場の共感と引き換えに、翌日の信頼を失う
- 政治・宗教:盛り上がったとしても、席の誰かは黙っている
- 飲酒の強要・一気:飲めない人がいる前提で、飲み物の話題は「何系が好きか」までにする
迷ったら「翌日、本人が思い出して嫌な気分にならないか」で判断する。
幹事をするなら:二次会の段取りだけ先に決めておく
幹事を任された人は、一次会の話題より二次会の段取りで評価が決まる。決めるのは3つだけでいい。
- 店:一次会の店から徒歩5分以内、個室か半個室、仮押さえで構わない。移動が長いと人数が減る
- 会費:1人2,000〜3,000円の範囲で、一次会の精算時に「二次会は〇〇円、行く人はここで」とまとめて集める。端数は切り上げて幹事が差額を処理したほうが、全員の時間を取らない
- 移動:一次会終了の30分前に「このあと二次会、〇〇に行きます」と予告する。帰る人が帰りやすい空気を作るのも幹事の仕事
店を押さえる段階で、個室の有無とコースの内容を比べられるのはネット予約の強みだ。忘年会・新年会の時期は予約が集中するので、日程が見えた週に動く。
ネット予約でポイント還元。個室の有無とコース内容を比べながら、二次会・忘年会の店を押さえたい幹事に。
ネット予約でポイントを貯める景品を使うゲームを入れるなら忘年会の景品ゲームはビンゴ以外で、座ったまま全員が参加できる進行は新年会の座ってできる全員参加ゲーム、店予約から当日までの段取りは飲み会幹事の店予約マニュアルにまとめてある。グッズを買う前に確認したい条件は飲み会で盛り上がるグッズの選び方で整理している。
話題が尽きたら、テーブルでルーレットを回す
100個を覚える必要はない。この記事の話題から30個を選び、1問ずつ引けるルーレットにしてある。スマホをテーブルの中央に置いて、出たお題に順番に答えるだけで、話題を振る役を誰かが引き受けなくて済む。
参加者の名前や社内ネタを入れた自分たち専用のお題にしたいなら、カスタムルーレットで作れる。シーンを選んでランダムに引くなら、飲み会ルーレットか、トップのトークテーマルーレットでもいい。
まとめ:話題は「隣の相手」で選び、「質問」で続ける
- 飲み会で話すことがないのは、話題の量ではなく、相手に合わない形の話題を出しているから
- 上司には「教えてもらう質問」、同僚には「あるあると小さな出来事」、初対面には「食べ物・店・経緯」、少人数には「順番に答えられる深い問い」、二次会には「全員が同時に乗れる問い」
- 苦手な人は、端の席・最初の30分・聞き役の3フレーズで役割は果たせる。帰るときは幹事に一言
- 幹事は二次会の店・会費・移動の3つだけ先に決める
職場の飲み会のマナーや席次の基本は会社の飲み会マナーで、オンラインでの飲み会の進め方はオンライン飲み会を盛り上げるコツでまとめている。飲み会以外の場面の話題は、飲み会・宴会向けの話題ページからも探せる。
この記事を書いた人
エマロン
会話のネタ切れ常習犯だった元・人見知りOL。飲み会や合コンで何度も沈黙を経験した末に「トークテーマルーレット」を作りました。記事で紹介するゲームの仕様や数字は、発売元や公的機関のページで確かめてから書いています。
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