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じゃんけん大会のやり方とルール|司会の台本と、何回で決まるかの目安

じゃんけん大会のやり方とルールを、司会がそのまま読める台本つきでまとめた。全員が負けたとき・景品が複数あるときの決め方、忘年会・子ども会・二次会で変えるところ、人数と景品の数別に何回で決まるかの目安も。

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エマロンエマロン
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じゃんけん大会のやり方(基本のルール)

じゃんけん大会は、司会と参加者全員が同時にじゃんけんをして、司会に勝った人だけが残るゲームだ。負けた人とあいこの人はその場で座り、最後まで立っていた人が景品を受け取る。用意するのは景品だけで、説明は30秒で済む。

  1. 景品が欲しい人は、その場で立つ
  2. 司会が「最初はグー、じゃんけん、ぽん」で手を出し、全員も同時に出す
  3. 司会に勝った人は立ったまま残る。負けた人とあいこの人は座る
  4. 立っている人が1人(景品が複数なら、景品と同じ人数)になるまで続ける

30人で景品が1個なら、決まるまで平均4回ほど(当サイトの試算。後の表)。1回を20秒で進めれば、2分かからない。

始める前に次の3つを言っておくと、途中で止まりにくい(理由は決着がつかないときの3つの決まり)。

  • 全員が座ったら、その回はなし。今の回で座った人は、もう一度立つ
  • 最後の1個を2人で争うことになったら、その2人で直接じゃんけんをする(景品が1個なら、残りが2人になったとき)
  • 立っている人が景品の数より少なくなったら、その人たちに先に渡し、今の回で座った人だけでもう一度やって、足りない分を決める

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「勝った人だけ残る」か「負けた人だけ座る」か

あいこの人を残すかどうかで、決まるまでの回数は倍ほど変わる。

ルール30人で1人に決まるまで
勝った人だけ残る(負けとあいこは座る。1回で約3人に1人が残る)平均4回
負けた人だけ座る(あいこは残る。1回で約3人に2人が残る)平均8回

Wikipediaの「じゃんけん」も、審判(司会)と多数で行うときは「あいこは負け」とし、あいこを負けとしない場合もある、と紹介している。料理の合間に入れるなら「勝った人だけ残る」のほうが早い。子ども会のように、じゃんけんそのものを長く楽しむ会なら「負けた人だけ座る」で回数を増やせる。

どちらも当サイトの試算で、参加者は互いに関係なく、グー・チョキ・パーを同じ確率で出す(司会に勝つ確率はそれぞれ3分の1)とした。Wikipediaの「確率としてのじゃんけん」の項も、3つの手が同じ確率で出るという仮定で計算している。


じゃんけん大会は何回で決まる?(人数と景品の数別)

「勝った人だけ残る」ルールに最初の3つの決まりを足したとき、景品と同じ人数の勝ち残りが決まるまでの回数の平均を、景品の数(1個・5個・10個)ごとに試算した(各4万回。やり直しの回も1回と数えた)。

人数1個5個10個
10人2.8回3.5回—
20人3.4回4.1回4.4回
30人3.8回4.5回4.7回
50人4.2回4.9回5.4回
100人4.9回5.5回5.9回

10回に9回は、30人・景品1個なら5回まで、100人・景品10個でも9回までに決まる(同じ試算)。

  • 人数が10倍になっても、回数は2回ほどしか増えない。1回で約3分の2が座るので、100人でも3〜4回で数人まで減る
  • 景品が多くても、回数はあまり増えない。足りない分は、その回に座った少ない人数でもう一度やるので、すぐに決まる。景品の数は、時間ではなく予算と渡す手間で決めてよい
  • 1回を20秒で進めると、100人・景品10個でも3分ほどで終わる。時間がかかるのは、じゃんけんより景品を渡すほうだ

参加者どうしで一斉にじゃんけんをすると、こうはいかない。人数が増えるほどあいこが続き、Wikipediaの計算では、30人で決着がつくまで1回2秒としても35時間半かかる。司会1人と全員で出す形にするのは、そのためだ。


決着がつかないときの3つの決まり

全員が座ったら、その回はなし

司会に勝った人が1人もいない回は、思ったより多い。参加者がそれぞれ3分の2で負けかあいこになるので、残り3人のときは30%、残り2人のときは44%の回で全員が座る。

当サイトの試算では、最後まで司会とのじゃんけんを続けると、景品1個の大会の約4割で、全員が座る回が少なくとも1回あった。次の「直接じゃんけん」を入れると、約2割に減る。

決めておかないと「全員負けたらどうするのか」で止まるので、最初に「全員座ったら、その回はなし。今座った人はもう一度立つ」と言っておく。

最後の1個を2人で争うときは、直接じゃんけん

残り2人で司会とのじゃんけんを続けると、半分近くの回が「なし」になる。2人で向かい合ってじゃんけんをすれば、あいこをやり直すだけで決まり(平均1.5回。Wikipedia「確率としてのじゃんけん」)、決勝らしい場面にもなる。景品が5個のときに立っている人が2人になったなら、2人とも景品をもらう側なので、直接じゃんけんはしない。

景品の数より少なくなったら、今の回で座った人だけでもう一度

景品が5個のとき、7人が残っていた回に2人しか勝たなかったら、5人に足りない。このときは、勝った2人に先に景品を渡し、その回に座った5人だけでもう一度やって、残りの3個を決める。全員でやり直すと、先に勝った2人の勝ちが消えてしまう。Wikipediaも、選ぶ人数に近い人数が残った場合は普通のじゃんけんで決めることが多い、と紹介している。


じゃんけん大会の司会進行の台本(ルール説明から景品を渡すまで)

開始の言葉。

ここからじゃんけん大会です。景品が欲しい方は、その場で立ってください。私とじゃんけんをして、勝った方だけ立ったまま残ります。負けた方と、あいこの方は座ってください。最後まで立っていた方に、こちらの景品をお渡しします。

最初の1回の前に言う決まり。

全員が座ってしまったら、その回はなしです。今座った方は、もう一度立ってください。最後の1つを2人で争うことになったら、そのお2人で直接じゃんけんをしてもらいます。「ぽん」のあとで手を変えた方は、座ってください。

掛け声と、勝った手の宣言。

いきますよ。最初はグー、じゃんけん、ぽん! 私はグーでした。パーの方の勝ちです。グーとチョキの方は座ってください。

司会の手だけを言うと、勝った手を参加者が自分で考えることになる。「パーの方の勝ち」まで言い切ると、遠くの席の人もすぐに座れる。「負けた人だけ座る」ルールなら、「チョキの方だけ座ってください」と言う。

景品が複数あるときは、最初にこう足す。

景品は全部で5つです。立っている方がちょうど5人になったら、その5人で決まりです。5人より少なくなったら、立っている方に先にお渡しして、今の回で座った方だけでもう一度じゃんけんをします。

場面ごとの言い方。

  • 全員が座ったとき:「全員座ってしまいました。今の回はなしです。今座った方は、もう一度立ってください」
  • 最後の2人:「残りはお2人です。最後は私ではなく、お2人で直接じゃんけんをしてください」
  • 足りない分:「立っている方は2人、景品は5つです。お2人に先にお渡しします。今座った5人の方は、もう一度立ってください」
  • 景品を渡すとき:「おめでとうございます。〇〇さんに大きな拍手をお願いします。景品は、あと4つです」

じゃんけん大会の盛り上げ方

  • 景品を見せてから始める:何が当たるかが見えていると、立つ人が増える。景品を1つずつ出し、「これが欲しい方は立ってください」と募ると、欲しい人どうしの勝負になる
  • 目玉の景品は最後に回す:最初に目玉を出すと、そのあとの回は立つ人が減る
  • 中身の違う景品は、勝ち残った順に選ぶ:同じ回に勝った人どうしの順番は、その人たちで直接じゃんけんをして決める。景品ごとに大会を分けるなら、一度もらった人は次の回から立たない
  • 勝った手を会場に言ってもらう:司会が手を出したあと、「勝ったのは?」と聞いて「パー!」と答えてもらうと、全員が勝ち負けを確かめられる
  • 座った人に役目を渡す:座った人は、残っている人の名前を呼んで応援する、と決めておくと、早く負けた人も場に残る
  • 係を分ける:司会のほかに、立っている人を数える係と、景品を渡す係を置くと、司会が掛け声と宣言に集中できる。BGM を流すなら、掛け声の間だけ止める

忘年会・子ども会・二次会で変えるところ

会社の忘年会

座敷や着席のコースでは、立ち上がりにくい席もある。座ったまま手を上げて出す形にするなら、勝った人は手を上げたまま、負けた人とあいこの人は手を下ろして、次の回から出さない。全員が下ろした回はなしにし、今下ろした人だけがもう一度上げる。残りが数人になったら、立ってもらうと分かりやすい。

役職者が勝ち残って景品を辞退したら、最後の回で座った人だけでもう一度じゃんけんをして、次の人を決める。2人の直接じゃんけんで決まったあとなら、その相手に回す。景品をいくつ用意して誰に渡すかの決め方は忘年会の景品の記事に、ビンゴも入れるなら適当ビンゴの質問リストに、新年会で座ったまま全員が参加できるゲームは新年会の全員参加ゲームにまとめた。

子ども会・学校の行事

「最初はグー、じゃんけん、ぽん」で出すタイミングをそろえ、本番の前に1回練習する。手伝いの人には子どもたちの側に立ってもらい、「ぽん」で手が出ているかを見てもらう。勝った手を大きな声で言うのは、全員が手を出し終えてからにする(先に言うと、出し遅れた子に答えを教えることになる)。

景品は、全員に同じお菓子の袋を参加賞として配り、最後まで残った子だけが別の1つを選べるようにすると、早く負けた子も何かを持って帰れる。配る前に、食物アレルギーのある子がいないかを保護者に確かめておく。いるときや、学校の行事でお菓子を配れないときは、文房具などお菓子以外の景品にする。バスの中で遊ぶなら、座席のままできるゲームはバスレクの記事にまとめた。

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結婚式の二次会

じゃんけんの相手を、司会から新郎か新婦に替えると、ゲストが主役に挑む形になる。景品が多い会は、景品ごとに大会を分けると、大会ごとに立つ人と座る人が入れ替わり、最後まで盛り上がりが続く。

100人以上の会

後ろの席から司会の手が見えにくいので、司会は手を頭の上に上げて出し、勝った手をマイクで2回くり返す。残りが10人ほどに減ったら前に出てきてもらうと、数えやすく、会場からも見える。

立食やレクリエーションの会なら、2人ずつじゃんけんをして勝った人が次へ進む勝ち抜きの形もある。1回戦ごとに人数が半分になるので、30人なら5回戦、100人なら7回戦で1人に決まる。


よくある質問

後出しをされたら?

相手の手を見てから出す後出しは反則で、負けとして扱われる(Wikipedia「じゃんけん」)。最初に「『ぽん』のあとで手を変えた方は座ってください」と言っておく。大人数では全員の手を見きれないので、隣どうしで見てもらい、残りが少なくなったら前に出てもらう。

少人数でもできる?

できる。10人なら、景品1個は平均3回ほどで決まる(表)。人数が少ないと早く終わるので、景品が1つなら「負けた人だけ座る」ルールで回数を増やしてもいい。

オンライン飲み会でもできる?

画面越しでは表示が遅れるので、手で出すと後出しと見分けにくい。司会は自分の手を先に紙に書いて伏せておき、参加者はチャットに「グー」「チョキ」「パー」を書き込む。10秒で締め切り、締め切り後の書き込みと書き直しは無効、と最初に言っておいてから、紙を見せる。


参考情報

回数は当サイトの試算。司会1人と参加者全員が同時に手を出し、参加者は互いに関係なく3分の1の確率で司会に勝つ(負けとあいこは座る)として、全員が座った回はやり直し、最後の1個を2人で争うときは直接じゃんけん(あいこはやり直し)、立っている人が景品の数を下回ったら、その人たちに渡して今の回で座った人だけでもう一度、という決まりで、人数と景品の数の組み合わせごとに4万回数えた。やり直しも1回と数えている。「負けた人だけ座る」は、3分の2で残るとして同じ決まりで数えた。実際には出す手にかたよりがあるので、回数は前後する。

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この記事を書いた人

エマロン

エマロン

会話のネタ切れ常習犯だった元・人見知りOL。飲み会や合コンで何度も沈黙を経験した末に「トークテーマルーレット」を作りました。記事で紹介するゲームの仕様や数字は、発売元や公的機関のページで確かめてから書いています。

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