飲み会幹事の店予約マニュアル|失敗しない店選び・予算別のコツ
飲み会幹事を任されたら最初にやるべき店選び・予約・人数調整を時系列で解説。歓送迎会・忘年会・新年会など、シーン別の予約タイミングと予算感、ホットペッパー・OZmallの使い分けまで。
幹事を任された瞬間、最初に何をすべきか
「来月の歓送迎会、幹事お願いね」——上司にこう言われた時、頭が真っ白になった経験はないだろうか。
特に初めて任されるケースでは、何から手をつけていいかわからず2週間放置——気づいたら1週間前で、めぼしい店は全部埋まっていて、急場しのぎで予約したチェーン居酒屋がイマイチだった、というのは典型的な失敗パターンだ。幹事の動き出しは早い方がいい、というのが経験者から繰り返し聞かれる教訓。
ここでは飲み会幹事を任されたときの動き方を、時系列で整理する。
幹事のタスクと所要時間
幹事業務はざっくり以下に分解できる。
| タスク | 目安時間 |
|---|---|
| 日程調整 | 1〜2日 |
| 店選び・予約 | 30分〜2時間 |
| 参加者への案内 | 10分 |
| 当日の進行 | 当日のみ |
| 会計・精算 | 30分 |
合計でも2〜3時間程度。タスク自体は大したことないが、判断ミスがあると当日に大きく響くのが幹事の難しさ。
ステップ1: 日程を決める
参加候補日を3つ用意
いきなり1日に絞ると、参加できない人が増えて成立しなくなる。3つの候補日を出して、参加者に投票してもらうのが王道。
候補日の選び方は:
- 第1候補: メインターゲット(送別される人など)の都合最優先
- 第2候補: 第1候補の1〜2日前後
- 第3候補: 翌週の同じ曜日
日程調整ツールを使う
LINEで「いつなら来れる?」と聞き回るのは効率が悪い。Googleフォームや調整さんで投票してもらえば、5分で集計が終わる。
何曜日がベストか
- 歓送迎会: 木曜・金曜の夜(金曜のほうが二次会につながりやすい)
- 忘年会: 12月の第1〜2週(遅すぎると皆疲れている)
- 新年会: 1月中旬(成人の日前後を避ける)
- 送別会: 退職日の1週間前くらい
ステップ2: 人数を確定させる
人数を聞くタイミング
日程確定の直後に「○月○日で○時から、人数把握したいので参加可否を○日までに回答ください」とアナウンス。返信期限を明示しないと、いつまでも回答が集まらない。
キャンセル料を意識する
参加者が8人以上の宴会コースは、キャンセル料が発生するタイミングが厳しい。多くの店で前々日から50%、前日から100%が標準。
参加者の急なドタキャンを想定して、確定人数の80%で予約しておくと安全。例えば「参加表明が10人」なら、店には「8〜10人で要相談」と伝える。
体調不良で2人欠席は標準
幹事経験者の声として、10人規模の飲み会で当日に1〜2人欠席するのは珍しくない。これを想定しないと、当日テーブルがガラガラになる。
ステップ3: 店を選ぶ
立地の決定
全員のアクセスが平均30分以内の場所が理想。会社からの飲み会なら職場の最寄り駅か、1〜2駅先がベター。
「○○駅周辺」と決まったら、店探しに入る。
予算感の目安
| シーン | 1人あたり予算 |
|---|---|
| 歓送迎会・部内飲み | 4,000〜5,000円 |
| 忘年会・新年会 | 5,000〜6,000円 |
| 接待・取引先 | 6,000〜10,000円 |
| 友人同士の気軽な飲み | 3,000〜4,000円 |
予算は「飲み放題込み」が前提。コース料理+単品はトラブルの元なので避ける。
店のジャンル選び
ハズレが少ない順で並べると:
- 個室居酒屋(和食系): 何を出しても外さない、誰でも食べられる
- イタリアン(パスタ・ピザ込み): 女性参加者が多いときに好評
- 焼肉: 元気な部署・若手中心向け
- 中華: 大人数向き、シェア前提でワイワイ
- 創作和食: 食通アピールしたい時、上司接待にも
避けたほうがいいジャンル:
- 激辛系(食べられない人がいると地獄)
- 寿司・刺身のみのコース(生もの苦手な人配慮)
- セルフサービス系・ビュッフェ(盛り上がりに欠ける)
ステップ4: 予約サイトの使い分け
ホットペッパーグルメ:標準的な飲み会に
得意領域:飲み放題前提の大人数飲み会・コスパ重視の店選び。
居酒屋・チェーン店から個人店まで網羅されており、飲み放題コース掲載数の多さで知られるのがホットペッパー。クーポンも豊富で、5,000円コースが4,000円になることもある。
ホットペッパーが向いているシーン:
- 8〜15人の歓送迎会・部内飲み
- 飲み放題込みコース重視
- 予約から当日までネット完結したい
- ポイント還元を効かせたい
ネット予約でPontaポイント還元があるので、長期的に幹事を頻繁にやるなら登録しておくとお得。
OZmall:女子会・ランチ会・落ち着いた場面に
得意領域:料理重視・女性比率の高い場面・30代以上の落ち着いた飲み会。
OZmallは中価格帯から高価格帯のレストランや女子会向けプランが中心。レストラン・カフェ・ホテルランチがメインで、飲み放題というより料理重視のラインナップ。
OZmallが向いているシーン:
- 女子会・ランチ会
- 30代以上の落ち着いた飲み会
- ホテルランチ・記念日ランチ
- 部内の女性比率が高い飲み会
予約特典として「ワンドリンクサービス」「デザートサービス」などがついてくることが多い。
両方使うのが正解
ホットペッパーで5,000円前後のコースを探しつつ、OZmallで「ちょっといいランチ・ディナー」もチェックする。シーンごとに使い分けるのが幹事スキル向上の近道。
ステップ5: 予約時の確認事項
必ず伝えるべきこと
予約時、店に必ず伝える項目:
- 人数の幅(確定人数±2人で)
- アレルギー・食事制限の有無
- 席のリクエスト(個室・半個室・テーブル席)
- 当日の連絡先(自分の携帯)
- 記念日・サプライズの希望(歓送迎会なら)
飲み放題の中身を確認
「飲み放題」と一言で言っても、メニュー数や中身は店によって違う。ハイボール・サワー・カクテルが何種類あるかを確認すると、好みの分かれる女性参加者も満足できる。
平日の17:30〜19:00開始は混雑
会社帰りの飲み会で人気の時間帯。18:30〜19:00開始は予約が集中する時間帯で、1ヶ月前から押さえないと第一希望の店が埋まることもある。
逆に17:00開始や20:00以降開始は予約が取りやすい。
当日の動き
30分前到着
幹事は30分前に到着して、席のレイアウト確認、上座を上司向けに調整、人数の最終連絡を店にする。
開始時の挨拶
「乾杯の音頭」を誰が取るか事前に決める。最年長または最上位の人にお願いするのが王道。
中盤の声かけ
開始から1時間経ったら、奥の席まで料理が回っているか確認。飲み放題のラストオーダーは終了20分前なので、その時間に再オーダーを促す。
会計
予約時に事前会計か後会計かを確認。後会計なら、終わる15分前にカード決済で済ませておく。
二次会の調整
「二次会行きたい人〜」を聞くのは終わり際でOK。事前に2〜3軒の候補をリストアップしておくと、その場でスムーズに移動できる。
まとめ:幹事は段取り8割
飲み会幹事は、1ヶ月前から動き始められれば希望の店を取りやすく、当日も落ち着いて回せる。逆に2週間切ってから動き始めると、第一希望の店は取れず、コース内容も妥協することになる。
- 1ヶ月前: 日程候補3つ+人数把握
- 3週間前: 店予約確定
- 1週間前: 最終人数確認
- 当日: 30分前到着+会計準備
ホットペッパーとOZmallを使い分けて、シーンに合う店を選べば、参加者の満足度は確実に上がる。
幹事を上手くこなせると、社内での評価も上がる。「あいつに任せれば大丈夫」と思われる人材は、どこの組織でも貴重だ。
関連リンク: 飲み会の話題ルーレット / 飲み会で話題がないときの乗り切り方
参考情報
- ホットペッパーグルメ 公式サイト: https://www.hotpepper.jp/
- OZmall 公式サイト: https://www.ozmall.co.jp/
※プラン内容・予約特典・キャンセル料規定は2026年5月時点の各社公式表記より。最新情報は各サイトで要確認。
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