修学旅行のカードゲームおすすめ7選|部屋の人数・静かさの早見表
修学旅行に持っていくカードゲームは、家のトランプかUNOに、話し合って遊ぶワードウルフか ito を1つ足すのが目安。定番7つを人数・時間・声の大きさで比べた早見表と、中学生・高校生が買う前に確かめる学校のルール、紙とペンで遊ぶ方法も。
修学旅行のカードゲームは、部屋の条件から選ぶ
修学旅行に持っていくカードゲームは、家にトランプかUNOがあるなら、まずそれで足りることが多い。買い足すなら1つでいい。声を抑えたい部屋はワードウルフ、7人以上の部屋は ito、早い時間に思いきり笑いたい班は はぁって言うゲームが合う。
こう分かれるのは、修学旅行の部屋に決まった条件があるからだ。机がなく、布団やベッドの上で遊ぶ。人数は班で決まっている。壁の向こうに隣の部屋があり、消灯時間がある。中学生でも高校生でも、この条件は同じだ。トランプを除く6つは、メーカーの対象年齢が4〜8歳からなので、学年で分ける必要もない。
下の表は、次の3つに当てはまるものから選んだ7つを比べたものだ。①メーカーの示す対象年齢に中学生・高校生が入る(トランプ以外の6つで確認)、②1回がおおむね30分までか、遊び方で長さを決められる、③大きな盤を広げずに、カードを手に持つか布団の上に置いて進められる。並び順は順位ではない。
人数と時間は、2026年10月時点のメーカー・発売元の商品ページの記載による。「声」は、ルールの上でどんな声を出すか(名前を叫ぶ・声で演じる・話し合う・相談しない)から当サイトが付けた目安で、音量を測ったものではない。どのゲームも、盛り上がれば声は大きくなる。
| ゲーム | 人数 | 時間 | 声 |
|---|---|---|---|
| トランプ | 2人〜 | 自由 | 小〜中 |
| UNO | 2〜10人 | 自由 | 中 |
| ワードウルフ | 2〜8人 | 5〜10分 | 小 |
| ito | 2〜10人 | 約30分 | 小 |
| はぁって言うゲーム | 3〜8人 | 約15分 | 中 |
| ナンジャモンジャ | 2〜6人 | 15分 | 大 |
| ザ・マインド | 2〜4人 | 20分 | ごく小 |
箱の中身は、トランプ・UNO(112枚)・ナンジャモンジャ(60枚)・ザ・マインド(120枚)がカードだけ。ito はカード152枚とシート1枚。ワードウルフはお題カード65枚にミニホワイトボード8枚とマーカー1本。はぁって言うゲームはカード46枚のほかにチップが120枚あり、小物が多い。
相談サイトの回答には「犯人は踊る」や人狼のカードも挙がっている。この記事の表は、人数と時間を発売元の商品ページで確かめた7つに限った。
まず、しおりの持ち物欄を確かめる
カードゲームを持っていけるかどうかは、学校によって違う。トランプやUNOなら持っていける学校もあれば、遊び道具そのものを持っていけない学校もある。盤やコマを広げるボードゲームは、持ち物の決まりで外されている学校がある。机のない部屋では広げる場所にも困る。この記事をカードだけで遊べるものに絞ったのは、そのためだ。
買ってから「使えなかった」とならないよう、順番はこうなる。
- しおりの持ち物欄と、禁止されているものの欄を読む。書かれていなければ先生に聞く
- 持っていけるなら、班で誰が何を持っていくかを決める。1つの部屋に1〜2個あれば足りる
- 家にトランプやUNOがあるなら、それで足りるかを先に考える
- 新しく買うことにしたら、家の人に相談する
買わなくても、紙とペンだけで遊べるものがある。持っていけない学校でも同じだ。下の「買わずに遊べるもの」で4つ挙げる。
部屋の条件で選ぶ、最初の3つ
この記事で「PR」と付いた枠は広告だ。枠のリンク先で買い物をすると、当サイトの運営者に紹介料が支払われることがある。枠があるかどうかは、順位や優劣を表していない。
家にトランプやUNOがあるとして、新しく買うなら候補になる3つを、条件ごとに1つずつ挙げる。相談せずに遊ぶザ・マインドは声をほとんど出さないが4人まで、ナンジャモンジャは名前を叫ぶゲームなので、後ろの「時間帯を選ぶ2つ」に分けた。
声を抑えたい部屋なら「ワードウルフ」
ほとんどの人に同じ言葉を、少数の人にだけ少し違う言葉を配り、話し合いのなかで「違う言葉を持っている人」を探すゲーム。叫んだり演じたりする場面がなく、話し合いだけで進む。1回が5〜10分で終わるので、消灯が近い時間でも区切りをつけやすい。ザ・マインドのほうが声は出ないが、あちらは4人まで。5人以上の部屋で声を抑えたいときの候補になる。
ワードウルフは、紙とペンがあれば買わなくても遊べる。言葉の組み合わせを紙に書いて配ればいい。市販のセットには、言葉が載ったお題カードが65枚入っている。司会役がカードから言葉を2つ選び、ミニホワイトボードに書いて配るので、組み合わせを考える手間が省ける。遊べるのは2〜8人で、司会役が1人いる。2人・3人のときは、司会役もゲームに加わる特別ルールで遊ぶ。
言葉が載ったお題カード65枚とミニホワイトボード8枚がセットの「ワードウルフ」。司会役がカードから言葉を2つ選んで配り、話し合いで少数派を探す。2〜8人・1回5〜10分。
お題入りのワードウルフを見る早い時間に笑いたい班なら「はぁって言うゲーム」
「はぁ」のような短い一言を、声と表情だけで演じ分けて、どの「はぁ」だったかを当て合う。3人から8人、1回は約15分。声を出して演じるゲームなので、夕食と入浴のあとの、まだ早い時間に向いている。
気をつけたいのは小物の数だ。投票チップが64枚、得点チップが56枚、合わせて120枚入っている。布団の上では1枚なくすと探すのが大変だ。チップを出したくなければ、投票は各自がメモに書き、得点も紙につけるやり方に替えられる(当サイトの提案で、公式ルールではない)。
シリーズには『はぁって言うゲーム2』『青春のはぁって言うゲーム』『こどものはぁって言うゲーム』など、お題の違う箱がいくつもある。ここに書いた人数と内容物は、最初の『はぁって言うゲーム』のものだ。買うときは箱の名前を確かめる。
7人以上の部屋なら「ito」
2人から10人まで遊べる。自分の数字を口に出さず、テーマに沿ったたとえだけで数字の大きさを伝え合う。全員で協力する遊び方なら、負ける人が決まらないので、ゲームが得意でない人も入りやすい。
1回が約30分かかる。消灯まで30分を切っていたら、もう1回は始めないほうがいい。
ito は箱が3種類あり、人数と時間が違う。ここに書いた「2〜10人・約30分」は、最初に出た『ito』の表示だ。『ito レインボー』は2〜14人・5〜15分、『ito クラシック』は2〜8人・10分と、アークライトの商品ページにある。10人を超える部屋や、消灯までの時間が短い日はレインボーのほうが条件に合う。買うときは箱の名前を確かめる。
数字を口に出さず、たとえ話だけで大きさを伝え合う協力ゲーム「ito」。2〜10人用で、1回は約30分。
2〜10人で遊べる ito を見る部屋の人数から決めるなら
- 2〜3人の部屋:箱の表示では、はぁって言うゲーム(3人から)を除く6つが2人から遊べる。ワードウルフは2人用・3人用の特別ルールで遊ぶ
- 4〜6人の部屋:7つのどれでも遊べる。ザ・マインドだけは4人までなので、5人以上なら交代で入る
- 7〜10人の部屋:UNO と ito(10人まで)、ワードウルフと はぁって言うゲーム(8人まで)。ナンジャモンジャは1箱で6人までなので、交代で入る
- 10人を超える大部屋:1つのゲームに全員は入れない。2つ持ち寄って2組に分かれるか、ito レインボー(2〜14人)のように上限の高い箱を選ぶ。ナンジャモンジャは、シロとミドリの2箱を混ぜると12人まで遊べる
家にあるトランプとUNOで足りるとき
トランプ:大富豪、ババ抜き、神経衰弱。人数も時間も選ばない。ルールを知っている人が多く、説明が短く済む。迷ったら持っていって損のない1つになる。
UNO:2人から10人まで遊べる。気をつけるのは、人によって覚えているルールが違うことだ。「ドロー2に重ねて出せるか」「記号カードで上がれるか」が食い違うと途中でもめるので、始める前に部屋のルールをそろえる。
この2つが家にあるなら、新しく買わずに済むことも多い。買い足すなら、トランプやUNOと遊び心地が違うもの、つまり話し合って遊ぶもの(ワードウルフ、ito)を1つ選ぶと、同じ夜のなかで気分を変えられる。
時間帯を選ぶ2つ(ナンジャモンジャ・ザ・マインド)
ナンジャモンジャは、カードをめくって謎の生き物に名前をつけ、同じ絵がもう一度出たら、その名前を誰よりも早く呼ぶゲームだ。2人から6人、1回15分。ルールはその場で説明できる。ただ、名前を叫ぶゲームなので声が大きくなる。壁の薄い部屋や、消灯が近い時間には向かない。夕食前の自由時間に回すと合う。
ザ・マインドは反対に、誰がいつ出すかを相談してはいけないゲームだ。手札の数字を、全員で小さい順に出していく。進めるのに声がいらないので、消灯前の最後の1回に回せる。ただし1箱で遊べるのは一度に4人までなので、6人部屋なら1回ごとに交代で入る。
夕食前から消灯までの並べ方
時間帯によって、出していい声の大きさが変わる。持っていくゲームが2つあるなら、声の出るほうを先に、静かなほうを後に回す。
- 夕食前の自由時間:ナンジャモンジャ
- 夕食と入浴のあと:はぁって言うゲーム、UNO、ito
- 消灯が近づいたら:ワードウルフ(1回5〜10分)、ザ・マインド(1回20分)。片づけを始める消灯15分前までに終わる回だけ始める。itoは1回が約30分かかるので、この時間には始めない
買わずに遊べるもの(持っていけない学校でも)
カードが無くても、同じ種類の遊びはできる。
- ワードウルフ:言葉の組み合わせを紙に書いて配れば遊べる。出発前にワードウルフお題80選から10組ほど書き写しておく
- 答えを揃える遊び:お題を聞いて「せーの」で同じ答えを言う。以心伝心ゲーム・全員一致ゲームのお題100選は揃いやすい順に並んでいるので、前半から使う
- NGワードゲーム:言ってはいけない言葉を1人に1つずつ割り当て、本人に見えないように頭や背中に貼って話す。言葉はNGワードゲームのお題100選の小学生向けの帯から選ぶと、日常の言葉でそろう
- 質問ゲーム:二択を出し合うだけなので、紙もペンも使わない。回し方は質問ゲームのやり方6種のうち、二択と交互の2つで足りる
カードも紙も使えない夜のことは、修学旅行の夜、部屋で何する?が6つの場面に分けて扱う。行き帰りの車内は、立てない・マイク1本という別の条件で選ぶことになるので、バスレクのネタと進め方を見る。
よくある疑問
中学生と高校生で、選ぶものは変わる?:変わらない。トランプを除く6つは対象年齢が4〜8歳からで、小学生の修学旅行でもそのまま遊べる。学年よりも、部屋の人数と消灯までの時間で決まる。
ルールを知らない人がいても遊べる?:ナンジャモンジャとUNOは、遊びながら覚えられる。ワードウルフも1回やれば分かる。itoは最初の説明に少し時間がかかるので、知っている人が1人いると早い。
いつまでに買えばいい?:新しく買うなら、先に家の人に相談する。ネットで買うときは、家の人に注文してもらうか、承諾をもらってからにする。届くまでの日数を確かめて、出発の1週間前までに注文しておくと慌てない。届いたら一度開けて、家で1回遊んでおくと、当日の説明が短く済む。
ゲーム機やスマホは持っていける?:学校の決まりに従う。決まりで持っていけないものは、隠して持ち込まない。カードゲームが認められているなら、消灯までの時間はそれで足りる。
当日、なくさない・長引かせないために
- 箱に名前を書く。カードは輪ゴムかチャック付きの袋でまとめておく。ほかの班に貸すときは、枚数を数えてから渡す
- 始める前に「あと何回」を決める。消灯の15分前には片づけを始める。itoのように1回が長いゲームは、時計を見てから始める
- お金や持ち物を賭けない。勝ち負けは点数だけにしておく
- 声が大きくなってきたら、いったん止める。話し合うゲームに替えるか、その回で終わりにする
移動中や見学先の列で立ったまま遊ぶつもりなら、選び方が変わる。机のない場所でどれが遊べるかは、待ち時間に立ったまま遊べるカードゲームで並ぶ人数ごとに比べた。
参考情報
- ito(アークライトゲームズ公式, 2026年10月14日参照)
- ザ・マインド 日本語版(アークライトゲームズ公式, 同)
- ワードウルフ(幻冬舎edu, 同)
- はぁって言うゲーム(幻冬舎edu, 同)
- ウノ(マテル公式, 同)
- ナンジャモンジャ・シロ&ミドリ(すごろくや, 同)
UNOのカード枚数(112枚)は、販売店の商品ページの記載による。パッケージの改訂で数字が変わることがあるので、買うときは商品ページの表示を確かめてほしい。
この記事を書いた人
エマロン
会話のネタ切れ常習犯だった元・人見知りOL。飲み会や合コンで何度も沈黙を経験した末に「トークテーマルーレット」を作りました。記事で紹介するゲームの仕様や数字は、発売元や公的機関のページで確かめてから書いています。
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