待ち時間に立ったまま遊べるカードゲーム|並ぶ人数で選ぶ6つ
待ち時間に立ったまま遊べるカードゲームを、並ぶ人数で選べるようにした。2人ならブラックストーリーズかタッタマーマ、3〜8人はカタカナーシ、10人までなら ito。ワードウルフとはぁって言うゲームは列向けの遊び方つき。3つは買う前にスマホで試せる。
並ぶ人数で選ぶ、立ったまま遊べるカードゲーム
先に答えを書く。列に並びながら遊ぶなら、人数ごとに次のとおり選ぶ。
- 2人:ブラックストーリーズ(出題役だけがカードを持つ)か、タッタマーマ(立ったまま遊べると発売元が案内している)
- 3〜8人:カタカナーシ(出題役が山札から1枚ずつ引いて説明する)
- 9〜10人の大人数:ito(2人から10人まで遊べる)
- 工夫すれば遊べる:ワードウルフ、はぁって言うゲーム
比べたのは6つで、そのまま列で遊べるのは4つ、残りの2つは配る道具や進め方を変える必要がある。選んだ基準は、①机を使わずに進められる、②1回が短いか、途中で止めても再開しやすい、③人数と時間を発売元の公式ページで確かめられた、の3つ(対象年齢は、タッタマーマだけ公式ページに記載がない)。紹介は並ぶ人数の少ない順で、順位ではない。どれが列に向くかは、内容物とルールを読んだうえでの当サイトの判断で、発売元の評価とは別物だ。
記事の中の「PR」と書かれた枠は広告で、ボタンを押すと楽天市場の検索結果が開く。そこで買い物をすると、当サイトの運営者に紹介料が入ることがある。枠は、列で遊びやすいと判断したもののうち3つに付けた。ブラックストーリーズは題材と対象年齢を考えて枠にしていない。枠が付いているから選んだのではない。中学生・高校生が買うときは、先に家の人に相談する。ネットの注文は家の人にしてもらうか、承諾をもらってからにする。6つのうち3つ(ブラックストーリーズ・カタカナーシ・ito)は、買う前にスマホで近い遊びを試せる。
カードを持つと増える条件は「手」と「机」
声の大きさ、呼ばれたら止める中断、立ったままの姿勢といった列の条件と、道具なしで遊べる遊び方は、待ち時間・行列の暇つぶし22選で取り上げた。この記事が扱うのは、カードの箱を持っていく場合だ。そのときに増える条件は2つある。
- 手:片手は荷物や飲み物でふさがる。全員が何枚も持つゲームや、チップを配るゲームは落としやすい
- 机:カードを置く場所がない。地面や手すりには置けないので、場に並べるルールは手に持つ形に替える
テーマパークのアトラクションや人気店の行列のように、数分おきに前へ進む列では、この2つが効いてくる。暗い屋内の列では字が読みにくいので、出題役だけが読めば済むゲームのほうが進めやすい。
2人で並ぶとき:ブラックストーリーズかタッタマーマ
公式の表示で2人から遊べるのは、ブラックストーリーズ、タッタマーマ、ito、ワードウルフの4つ。カタカナーシと はぁって言うゲームは3人からだ。
ブラックストーリーズは、出題役が物語のカードを読み上げ、相手が質問を重ねて真相を当てる推理ゲームだ。手に持つのは出題役のカード1枚だけで、列が動いても質問の続きから再開できる。公式ページの表示は2人から・12歳以上。発売元は「身の毛もよだつ“ブラックな”ストーリー満載!」と紹介していて、題材は事件や死にまつわる話だ。小さな子どもがそばにいる列や、話の中身がまわりに聞こえる距離では出しにくい。
公式ページの『50の“黒い”物語』は1〜4の4箱で、表示はどれも同じだ。同じ名前のボードゲーム版は3〜13人用でチップを使うので、列には向かない。楽天の検索結果には、題名に「とんでもなく過激な」と付く『3』や、性的な内容を扱う『セックス&クライム』も並ぶ。中学生・高校生が選ぶなら、1作目の『ブラックストーリーズ:50の“黒い”物語』にする。
買う前に試すなら、ウミガメのスープ問題20選を出題役が読み上げれば、同じ「質問で真相を当てる」遊びになる。
タッタマーマは、名前のとおり、立ったままでも遊べることを打ち出したカードゲームだ。カード45枚で、ひらがなを使う5種類のゲームが遊べる。発売元のSCRAPは、5つとも立ったままで遊べて、待ち時間や移動時間のような短い時間にも向くと案内している。遊び方は3通りに分かれる。
- 出題役と当てる役に分かれる:頭文字探偵の華麗なる質問、影武者でござる!字代劇、ラジオスターの狙撃
- 全員が手札を持つ:モジツケール(手札を次々にほかの人へ渡していく)
- お題を全員で見る:スイッチアナグラム(4文字の一部を入れ替えて単語を作る)
2人から、1ゲーム5分ほどから始められる。対象年齢は公式ページに記載がなく、楽天の販売ページの表示は6歳以上。発売元の表示価格は1,800円(税込)で、販売店によってはこれより高い。
カード45枚とルールブック1冊で、ひらがなを使う5種類のゲームが遊べる「タッタマーマ」。発売元のSCRAPが、5つとも立ったままで遊べると案内している。2人から。
立ったまま遊べるタッタマーマを見る3〜8人で並ぶとき:カタカナーシ
3人以上なら、出題役を交代していくカタカナーシが回しやすい。カタカナ語のお題を、カタカナ語を使わずに説明して当ててもらうゲームだ。出題役が山札の一番上から1枚取り、ほかの人は早い者勝ちで答える。当たると出題役と正解した人がカードを1枚ずつ受け取り、次は正解した人が出題役になる。先に10点(カード10枚)集めた人の勝ち。公式の表示は3〜8人・約15分・8歳以上。
机がない列では、山札を出題役が手に持ち、受け取ったカードはポケットに入れていけば点数になる。「ラップ風に」のように説明の仕方を縛るイベントカード(8枚)は、声が大きくなりやすいので、列では抜いておくといい。どちらも当サイトの読み替えだ。
第2弾の『カタカナーシ2』は、お題カードとイベントカードの中身が第1弾と違う。表示は同じ3〜8人・約15分・8歳以上で、発売元は、1つだけでも、2つを混ぜても遊べると案内している。
買う前に試すなら、下のボタンでカタカナ語を1つ引ける。出題役だけが画面を見て、カタカナ語を使わずに説明する。
カタカナ語を1つ引く(説明はカタカナ語なしで)
全20語から1つ出します
お題カード72枚とイベントカード8枚。カタカナ語のお題を、カタカナ語を使わずに説明して当ててもらう「カタカナーシ」。出題役が山札から1枚ずつ取って出題する。3〜8人・約15分・8歳以上。
カタカナ語禁止のカタカナーシを見る9〜10人の大人数なら:ito
10人まで同時に遊べるのは、6つの中では ito だけだ。2人からなので、少ない人数の列でも使える。数字のカード(1〜100)を持ち、数字そのものは口にせず、決めたテーマに沿った言葉で大小を表す会話ゲームで、全員で協力する『クモノイト』と、裏切りもある『アカイイト』の2つの遊び方が入っている。公式の表示は2〜10人・30分ほど・8歳以上。
『クモノイト』は、1ステージ目が1人1枚で、進むと2枚、3枚に増える。公式のルールでは、小さいと思う人から順にカードを場に出し、ライフ(3つ)を全員で共有する。列では、カードを場に出す代わりに表を見せていき、ライフは指で数えれば、机はいらない(当サイトの読み替え)。持っていくのは、数字のカードとテーマのカード数枚で足りる。3ステージを続けると長いので、列ではステージごとに区切ると止めやすい。
表示の時間がもっと短い版もある。『ito クラシック』は2〜8人・10分、『ito レインボー』は2〜14人・5〜15分で、10人を超える列ならレインボーが合う。名前が似ているので、注文する前に商品名を確かめる。
買う前に試すなら、人数分のスマホでこのページを開き、それぞれが下のボタンを押して、出た数字を自分だけが見る。あとはテーマを1つ決めて、数字を言葉で表していく。
1〜100の数字を1つ引く(出た数字は自分だけが見る)
全100枚から1つ出します
列で遊ぶには工夫が要る:ワードウルフとはぁって言うゲーム
この2つは、そのままだと配る物や進め方が列に合わない。変え方を決めておけば遊べる。
ワードウルフは、少しだけ違うお題を渡された少数派を、話し合いで見つけるゲームだ。公式の表示は2〜8人・約5〜10分・8歳以上。司会役が2つの言葉を決めて人数分のミニホワイトボードに書き、配っては回ごとに消して集める。小さな声で遊べるが、この配って集める手間が、荷物の多い列には向かない。言葉の組み合わせがあれば、スマホのメモを1人ずつ見せる形に替えられる。組み合わせはワードウルフお題80選から選べる。
はぁって言うゲームは、同じ一言を、割り当てられた場面に合わせて、声の出し方と表情だけで表すゲームだ。公式の表示は3〜8人・約15分・8歳以上。投票チップ64枚と得点チップ56枚が入っていて、立ったままでは配りにくい。公式では全員が演じ終わってから正解を発表するが、列では、1人が演じ終えるごとに全員が「せーの」で場面の番号を言い、その場で答え合わせをすればチップがいらない(当サイトの読み替え)。演じる声はまわりに届くので、前後の間隔が空いた屋外の列で遊ぶ。
子ども連れで並ぶとき
8歳以上の子と並ぶなら、2人のときは ito、3人以上ならカタカナーシが、公式の対象年齢にも収まる。ブラックストーリーズは12歳以上で、題材も子ども向けではない。8歳より小さい子と並ぶなら、カードを使わない遊びのほうが合う。しりとりや、まわりを観察して当てる遊びは、待ち時間・行列の暇つぶし22選のやり方がそのまま使える。
列で遊ぶ前に決めておく4つのこと
- 施設の決まりと、係の人の案内に従う。列での過ごし方に決まりがある場所では、それが先だ
- 列が動いたら、ゲームを止めて前に詰める。前が空いたまま続けない。手に持つカードは、片手に収まる枚数までにする
- カードを地面や手すりに置かない。落としたら、その回はやめて拾う。箱ごとは持ち歩かず、使う分だけを袋やケースに入れていく
- 声の大きさを先に決める。いちばん大きくなるのは、当たった瞬間の歓声だ
参考情報
- ブラックストーリーズ:50の“黒い”物語(コザイク, 2026年10月14日参照)
- タッタマーマ(SCRAP, 同)
- カタカナーシ(幻冬舎edu, 同)
- カタカナーシ2(幻冬舎edu, 同)
- ito(アークライトゲームズ公式, 同)
- ワードウルフ(幻冬舎edu, 同)
- はぁって言うゲーム(幻冬舎edu, 同)
人数・時間・対象年齢・内容物は上の各ページの表示にもとづく(ブラックストーリーズの内容物と、タッタマーマの対象年齢は公式ページに記載がない)。楽天の検索結果と販売ページの表示は2026年10月14日の時点のもの。列での持ち方や進め方を替える部分は、当サイトの読み替えで、公式のルールではない。
この記事を書いた人
エマロン
会話のネタ切れ常習犯だった元・人見知りOL。飲み会や合コンで何度も沈黙を経験した末に「トークテーマルーレット」を作りました。記事で紹介するゲームの仕様や数字は、発売元や公的機関のページで確かめてから書いています。
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10人まで遊べる ito を見る