待ち時間・行列の暇つぶし22選|2人でスマホ以外にできる遊び
待ち時間や行列に並んでいる間に2人でできる、スマホ以外の遊び22種類と一問一答のお題14問。テーマパークや飲食店の行列、病院の待合室など、声を出しにくく、いつ呼ばれるかわからない状況でも使えるものを中断のしやすさ別に整理した。
気づけば2人とも無言でスマホを見ている、あの時間
テーマパークのアトラクション待ち、病院や役所の順番待ち、飲食店の行列、誰かが来るのをただ待つ時間——2人でいるのに会話が途切れて、それぞれがスマホの画面を見ているだけになる。そんな時間に心当たりがある人は多いはずだ。
こういうとき求められているのは、目新しい暇つぶしアプリではなく、スマホを見る以外の過ごし方であることが多い。ずっと画面を見ているだけでは味気ないし、かといって込み入った会話を始めるには中途半端な時間でもある。
以下では、声を出しにくい場所でもできる遊びから頭を使うクイズまで22種類を、待ち時間ならではの制約に沿って分類した。加えて、一問一答で使えるお題を14問そのまま載せている。
待ち時間の遊びを選ぶときに効く3つの制約
友達との飲み会や長時間のドライブと違って、待ち時間の遊びには特有の制約がいくつかある。この制約を先に知っておくと、その場に合わない遊びを選んでしまう失敗が減る。
声量。 病院の待合室や役所の窓口前は、声を抑えたほうがいい空気がある。一方、屋外のアトラクション待ちや駅のホームなら、多少声を出しても気にならないことが多い。同じ「待ち時間」でも、出していい声の大きさは場所によってまったく違う。
中断されやすさ。 名前を呼ばれる、列が急に動く、案内放送が流れる——待ち時間は、いつ終わるかをこちらでコントロールできない。準備に時間がかかる遊びや、途中で止めると盛り上がりごと終わってしまう遊びは向いていない。1問ずつ完結する、細切れに再開できる遊びのほうが相性がいい。
姿勢と手の自由度。 列に並んで立ったままなのか、椅子に座って向かい合っているのかで、できることは変わる。荷物を持っていたり、小さな子どもを抱えていたりすると、両手を使う遊びは選びにくくなる。
この3つを踏まえると、待ち時間の遊びに必要なのは派手さより「いつでも切り上げられること」だとわかる。以下では、この制約ごとに遊びを分類し、そのまま使えるお題を添えた。
引いて答えるだけの質問カード。1問ごとに区切れるので、列が進んでも、名前を呼ばれても、すぐ中断できる。
待ち時間に1問ずつ引ける質問カードを見る声を抑えても盛り上がる、観察と言葉の遊び
静かな空気が基本の場所では、大きな声を出さなくても成立する遊びが向いている。会話というより「一緒に何かに集中する」感覚に近い遊びを集めた。
- 小声しりとり(お題限定) — 「家電製品だけ」「調味料だけ」のように範囲を絞ると、声を抑えたままでも頭を使えて長く続く
- 頭文字探しゲーム — 目に入る範囲のものから、決めた頭文字で始まるものを交互に見つけて指差す。「あ」から順番に進めると制限時間を決めずに待てる
- 色探しゲーム — 「次に赤いものを見つけたほうが勝ち」のように、身の回りの色を探す。声を出さなくても成立する
- サイレントジェスチャー当て — 声を出さず、動物や職業をジェスチャーだけで表現して相手に当ててもらう
- 数字観察ゲーム — 掲示板の受付番号や時計の数字を使い、「今の番号は3で割り切れるか」のような簡単な暗算を出し合う
- 無言しりとり(指文字風) — 声を出さず、空中に指で文字を書いてしりとりをする。読み取れずに笑ってしまうのも含めて時間つぶしになる
サイレントジェスチャー当てのお題をまとめて用意しておきたいときは、ジェスチャーゲーム お題100選|難易度別に紹介に、動物や職業に限らず幅広い難易度のお題をそろえてある。
どれも、隣の人に聞こえるかどうかを気にしなくていいのが共通点だ。声を出す遊びに移りたくなったら、後述する会話ゲームに切り替えればいい。
いつ呼ばれても仕切り直せる、一問一答の遊び
呼び出しのタイミングが読めない場所では、1つの質問に1つの答えで完結する遊びが向いている。途中で中断されても、次に再開するときに何も引き継ぐ必要がないのが利点だ。
二択で即答するお題
- 待ち時間、正直好き?それとも嫌い?
- 今すぐ1万円もらえる代わりに列に並び直す or 何ももらえないけど今すぐ順番が来る、どっちを選ぶ?
- 待っている間、頭の中で考え事をしているタイプ?それとも何も考えていないタイプ?
- この後の予定、早く終わってほしい?それとももう少し長引いてほしい?
- 列に割り込まれたら、一言注意するタイプ?それとも黙って見送るタイプ?
- 好きな音楽を1曲だけ一生聴き続ける or 一生無音で過ごす、どっちを選ぶ?
- 知らない人に道を聞かれることが多いタイプ?それとも自分からよく聞くタイプ?
- 今日ここに来るまでで、一番時間がかかったのは移動と準備どっち?
もしもで広がるお題
- もし今この列に並んでいる理由を1つだけ好きに変えられるなら、何にする?
- もしこの待ち時間が予告なく2時間延びるとしたら、何をして過ごす?
- もし今日1000円だけ自由に使えるとしたら、この後何に使う?
- もし今日の予定が全部なくなったら、代わりに何をしたい?
- もしこの場所に自分だけの名物を1つ作れるなら、何を作る?
- もし周りの音が全部聞こえなくなったら、最初に何をする?
質問の答えを聞いたら、「なんで?」と理由を一言だけ聞き返すと、単発の一問一答が自然と1往復増える。
声を出せる場所なら、会話とミニゲームで盛り上がる
屋外のアトラクション待ちや、にぎやかな場所での順番待ちなら、声の大きさを気にしすぎる必要はない。質問だけでなく、その場で一緒にやるタイプの遊びも混ぜた。
- 列の残り人数当てゲーム — 「この行列、あと何人待ってると思う?」とお互いに予想を言い合い、せーので数字を出す。当たるまで続けても盛り上がる
- 数字シンクロゲーム — 1〜10の数字を頭の中で1つ決めて、「せーの」で同時に声に出す。同じ数字が出たら成功というだけの単純なゲームだが、地味に盛り上がる
- 今日ここに来るまでの一言実況 — 「今日ここに来るまでの移動を一言で表すと?」とお互いに聞き合う
- 並び直しの想像 — 「もう一度並び直せるとしたら、今日は何回並びたい?」
- 昔の順番待ちトーク — 「小さい頃、順番待ちが得意な子だった?苦手な子だった?」
- 不安の共有 — 「この後の予定、ちょっと緊張してることある?」
- 今まで一番長かった行列の話 — 「今まで並んだ中で一番長かった行列はどこだった?」
- 服選びの時間当て — 「今日の服、選ぶのにどれくらい時間かかった?」
このセクションの遊びは、答えを聞いて次の質問を選べるので、待ち時間が長いほど自然に広がっていく。
長丁場の待ちに強い、頭を使う遊び
空港でのフライト待ちや、混雑した病院の診察待ちなど、30分を超えるような長い待ち時間には、少し頭を使う遊びのほうが飽きにくい。
20の質問。 1人が何かを思い浮かべ、もう1人が「はい/いいえ」で答えられる質問を重ねて正体を当てる。「動物ですか」「食べられますか」のように範囲を絞っていくのがコツ。声を落としても遊べるうえ、途中で中断してもどこまで聞いたか覚えていれば再開できる。
カテゴリしりとり。 「乗り物だけ」「地名だけ」のように範囲を絞ったしりとり。単語が尽きたらカテゴリを変えるだけで何度でも遊べる。
なぞなぞ対決。 交互になぞなぞを出し合う。ネタが尽きたら「今ここで新しいなぞなぞを作る」に切り替えると、出す側に回ったほうが逆に盛り上がる。
即興ストーリーリレー。 1人が一文だけ物語の出だしを作り、もう1人が次の一文を続ける。行き先が決まっている待ち時間ほど、話の結末を意外な方向に持っていくと面白い。
一問だけの心理テスト。 「目の前に扉が3つある。どれを選ぶ?」のような質問をその場で作って、答えとその理由を聞き合う。正式な診断でなくても、理由を話す過程そのものが会話になる。
直前の記憶ゲーム。 「さっき通った人の服装、覚えてる?」のように、少し前に見た光景を思い出して答え合わせする。
数字当てゲーム。 1人が1〜20の数字を1つ決め、もう1人が「大きい」「小さい」のヒントだけを頼りに当てる。
共通点探しゲーム。 お互いの持ち物や今日の予定から、共通点を1つ見つけるまで質問し合う。
なぞなぞやクイズのネタをその場で考えるのが大変なら、問題集を1冊かばんに入れておくと、待ち時間のたびに使い回せる。
待ち時間に1問ずつ出し合えるクイズ・なぞなぞ・パズルの本。文庫サイズなら鞄に入る。
クイズ・なぞなぞの本を見る行列・待合室別に効く遊びの目安
場所ごとの特徴を軽くまとめておく。どの遊びが合うかの目安として使ってほしい。
- テーマパークのアトラクション待ち: 屋外で声を出しやすく、列が少しずつ動いていく。中断に強い一問一答系と、声を出せる会話ゲームの相性がいい
- 病院や役所の窓口・待合室: 静かな空気が基本で、呼び出しのタイミングも読めない。声を抑えられる観察・言葉遊び系が中心になる
- 空港や駅のホーム: 案内放送で急に動くことがある一方、待ち時間そのものは長くなりやすい。一問一答系と頭を使う遊びを組み合わせるとちょうどいい
- 飲食店の行列: 立ったまま、荷物を持った状態になりやすい。手を使わない観察・言葉遊び系や会話ゲームが動きやすい
- 誰かが来るのを待っている時間: 相手が到着した瞬間に会話へ移行しやすいよう、軽い質問系をいくつか頭に入れておくと間が持ちやすい
特定の施設に依存する遊びはあえて外してある。どの場所でも、声量・中断のされやすさ・姿勢の3つを見て当てはめれば、だいたい応用できるようにしてある。
行列に並んでいる間だけの、少し違う遊び方
待合室と違って、行列には行列の癖がある。立ったまま、荷物を持ったまま、列は数分おきに数歩ずつ進み、前にも後ろにも知らない人がいる。しかも入場やレジの直前で必ず遊びが途切れる。飲食店やテーマパーク、イベントの物販列でこの状態が30分以上続くなら、上で挙げた22種類の中でも次の条件を満たすものから選ぶと回しやすい。
- 手を使わない: 荷物を持ち替えながらでも成立する言葉遊びと一問一答が中心になる。紙やペンが要る遊びは列では出しにくい
- 1問1分以内で切れる: 列が動くたびに数歩進むので、長く考え込む遊びは途中で流れる。「列が動いたら次の人の番」と決めておくと、進むこと自体が出題の合図になる
- 声は前後1人分に届く程度: 周りに人がいる分、待合室よりは出せるが、盛り上がりすぎると視線を集める。答えを耳打ちで返す形にしておくと声量の調整がいらない
列に立っているときだけ成立する遊びもある。
- 進んだ歩数で出題番号を決める: 列が動くたびに進んだ歩数を数え、その数に当たる一問一答(上の「二択で即答するお題」の番号)を答える。動いた瞬間が自然な区切りになる
- 残り時間の当てっこ: 待ち時間の表示や列の長さから「あと何分で先頭に着くか」をそれぞれ宣言し、近かったほうが勝ち。入店直前まで飽きにくく、外れても笑って終われる
- 看板しりとり: 視界に入る看板やメニューの文字から始めるしりとり。周りの人の持ち物や服装は話題にせず、店や施設の掲示物だけに限ると角が立たない。立ち止まっている間だけ続け、動いたら中断してよい
行列の最後は、注文やチケット確認で急に現実に戻される。途中で途切れても「続きは席に着いてから」と言える遊びを選んでおくと、切り替えで気まずくならない。
ここまでは道具なしの遊びだけを挙げた。カードゲームの箱を1つ持っていくなら、手と机の条件が加わる。並ぶ人数ごとにどれが立ったまま遊べるかは、待ち時間に立ったまま遊べるカードゲームで比べた。
2人で遊ぶときの、ちょっとした呼吸合わせ
遊びのお題がそろっていても、進め方が噛み合わないと逆にぎこちなくなる。いくつか意識しておきたい点がある。
声の大きさは、周りに合わせて低いほうに揃える。 2人のうち1人が「もう少し声を出しても平気そう」と思っても、もう1人が周りを気にしているなら、静かなほうの感覚に合わせたほうが気まずくならない。
質問する側と答える側を、時々入れ替える。 片方だけが質問を出し続けると、もう片方はいつの間にか受け身になってしまう。半分くらい進んだところで役割を交代すると、双方が参加している感覚を保ちやすい。
乗ってこなさそうなら、無理に続けない。 相手がスマホをちらちら見始めたり、返事が短くなったりしたら、その遊びへの興味が薄れているサインのことが多い。別のお題に切り替えるか、一旦黙って順番を待つだけの時間に戻ってもいい。
呼ばれたら、遊びの途中でもすぐ切り上げる。 一問一答系や短時間で完結する遊びを中心に選んでおくと、この切り替えがスムーズになる。
待ち時間は、思っているより自由に使える
- 声量・中断されやすさ・姿勢の3つの制約を先に把握しておくと、その場に合わない遊びを選ばずに済む
- 静かな場所では観察・言葉遊び系、中断されやすい場所では一問一答系、声を出せる場所では会話ゲームが向いている
- 遊びが噛み合わなくなったら、無理に続けずに役割を交代するか、いったん黙って待つ時間に戻していい
この記事のお題は、紙もペンもスマホも使わず、頭の中だけで完結するように作ってある。それでも次に何を聞くか迷ったときだけ、トークテーマルーレットを1回だけ回してお題を決め、あとはスマホをしまうという使い方なら「スマホ以外」の趣旨からもそれほど外れないはずだ。
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この記事を書いた人
エマロン
会話のネタ切れ常習犯だった元・人見知りOL。飲み会や合コンで何度も沈黙を経験した末に「トークテーマルーレット」を作りました。記事で紹介するゲームの仕様や数字は、発売元や公的機関のページで確かめてから書いています。
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