サイコロトーク お題100選|年代別と6面の割り振り方
サイコロトークのお題を100個、定番から小学生・中学生・高校生・大学生・大人・高齢者レクまで年代別に収録した。話しやすい定番4面と盛り上げる変化球2面を4対2で組み合わせる「6面の割り振り方」を、学校・職場・高齢者レクの3つの具体例つきで解説する。
サイコロひとつで、その場の話題係が決まる
サイコロを振って、出た目の数字に対応するお題でおよそ1分間話す。サイコロトークはそれだけの単純なゲームで、学級活動や朝の会、社内研修のアイスブレイク、デイサービスのレク、飲み会の余興まで、年齢も人数も選ばずに使われている。言葉に詰まりやすい人でも、渡されたお題に答えるだけなら身構えずに済み、話し慣れている人にとっても、自分では選ばない角度のお題に当たるのが新鮮に映る。
道具はサイコロ1個で足りるが、6つの面に何を書き込むかによって場の空気は大きく変わる。進行役が一人いれば準備は数分で済み、司会に慣れていない人でも当日いきなり回せる手軽さも、幅広い場面で使われている理由のひとつだ。
あらかじめ決まったお題ではなく、その場の流れに合わせて話題を選びたいだけなら、雑談ネタ一覧70選|距離感で使い分ける話題集のようなストック型の記事のほうが向いている。サイコロトークはその逆で、出た目という偶然に話題をゆだねるところに面白さがある。
サイコロは6面しかない、という制約から考える
お題そのものは100個そろえても、実際に書き込めるサイコロの面はたった6つしかない。むずかしいのは、その6つをどう組み合わせるかのほうだ。行き当たりばったりで選ぶと似た系統の話題ばかりに偏りやすく、数を増やす発想では解決しない。
6面すべてを鉄板の質問で埋めると、誰が振っても似たような答えばかりが並んで単調になりやすい。逆に6面すべてを尖った質問で埋めると、うまく言葉にできない目を引いた人のところで場が止まってしまう。
組み方の基本は、6面のうち4面を「誰の答えを聞いても間が持つ、話しやすいお題」に、残り2面を「当たった瞬間にどよめきや笑いが起きる、ひとひねりのお題」に振り分けることだ。話しやすい面を多めにするのは、進行の主導権をお題側ではなく参加者側に残しておくため。目が偏っても大きく崩れない保険が4面あれば十分で、残り2面が生む意外性のほうが、あとあとまで記憶に残る。3対3にすると変化球が連続したときに息切れしやすく、5対1にすると意外性が一度きりで終わってしまう。4対2は、テンポを保ちながら意外性を複数回仕込める配分だ。
盛り上げ2面には、面白い答えが返ってきやすいお題を選ぶと当たりやすい。答えが人によって大きく分かれそうな話題や、想像力を要する「もし〜なら」形式がその代表だ。逆に、深刻になりすぎる話題や、答えるまでに時間がかかりすぎる話題は、盛り上げ2面には向かない。
学校(学級活動・朝の会)で使うなら
話しやすい4面には、好きな給食のメニューや休み時間の過ごし方のような、誰でもすぐ答えが出る話題を置く。盛り上げ2面には、先生と1日だけ役割を交代できたら何をするか、クラスでこっそり自慢したいことのような、答える人によって振れ幅が出る話題を置くとバランスが取れる。新学期などまだ互いをよく知らない時期は、話しやすい面をさらに増やしても場が持つ。
職場(研修・アイスブレイク)で使うなら
話しやすい4面は、出身地の好きなところや休日の過ごし方など、初対面同士でも会話が途切れない話題を選ぶ。残る盛り上げ2面には新人時代の失敗談や、今の働き方で変えてみたいことを置くと、経験年数の差がそのまま話の厚みになる。社外の人が交じる研修では、盛り上げ面をやや無難な範囲にとどめておくと安全に進行できる。
高齢者レクで使うなら
話しやすい4面は、子どもの頃に好きだった遊びや、昔よく食べていた懐かしい味など、思い出すこと自体が楽しい話題を選ぶ。盛り上げ2面には、若い頃に一番おしゃれをして出かけた思い出や一番自慢したい武勇伝を置くと、周りを巻き込んで盛り上がりやすい。顔なじみ同士が集まる施設では、盛り上げ面の比重を少し増やしても賑やかに進む。
3つの例に共通しているのは、話しやすい面ほど参加者自身の日常に近い問いにして、盛り上げ面ほど「もし〜なら」や「一番」のような振れ幅の出る問いにしている点だ。良いお題を100個持っていても、選び方の軸がなければ結局いつも似たような6面になりがちだ。年代やシーンごとに手持ちを分けておくと、この4対2の型に当てはめる作業がぐっと早くなる。
6面ぶんだけあれば足りるはずなのに100個も必要になるのは、同じ顔ぶれで何度も遊ぶ機会があるからだ。一度使った面を毎回使い回すと早々に飽きられるので、年代帯ごとに20個ずつ手持ちがあれば、開催のたびに面を入れ替えて新鮮さを保てる。
ここから先は、この考え方をもとに年代別へ振り分けた100個を掲載する。
質問カードを引いて答えるだけの定番「トーキングゲーム」。サイコロトークと同じく、引き当てたお題に答える1問完結型。
定番のお題(1〜20)
年代を問わず、聞かれた瞬間に何かしら答えが浮かぶ話題を選んだ。初対面同士や年齢差のある集まりでも安全に使えるので、6面のうち「話しやすい4面」を埋める土台としてまず目を通しておきたい範囲だ。参加者の年齢層が読めない日や人数が多い集まりほど、この範囲の比重を増やすと外れが少ない。初めて顔を合わせる研修や、久しぶりに集まる親戚の食事会のような場でも扱いやすい。
- 今までで一番おいしかった食べ物の話
- 好きな音楽のジャンルとハマったきっかけ
- 最近、時間を忘れて没頭したこと
- 自分の得意料理を人に教えるなら
- 一番好きな季節と、その季節にしたいこと
- 一度は行ってみたい憧れの場所
- 朝型か夜型か、その理由も含めて
- こだわって選んでいる飲み物の話
- 理想の休日の過ごし方
- 好きな色を選んだ理由
- 人に一つだけ教えられるとしたら教えたい特技
- 最近買って一番満足した物の話
- 好きな匂い・香りとその思い出
- もし動物になれるなら何になりたいか
- もし1日だけ違う仕事を試せるなら何をしてみたいか
- 家の中で一番くつろげる場所とその理由
- 人にすすめたい本や映画
- 得意なスポーツ・運動との出会い
- もし1週間休みがもらえたら最初にすること
- 一番好きな天気と、その日にしたいこと
子ども向け(小学生・中学生)のお題(21〜40)
学級活動や朝の会で使う場面を想定し、学校生活の中で答えやすい話題にしぼった。家庭の事情が透けて見えるような質問は避け、遊びや授業、係活動など、教室の中で完結する話題だけを置いている。定番のお題と組み合わせれば、残り2面を盛り上げ用に差し替えて、そのままクラス用のセットに転用できる。低学年が交じる場では、漢字の少ない言い回しに言い換えてから読み上げると伝わりやすい。朝の会の1コマや、雨で外遊びができない日の教室内レクにも向いている。
- 好きな給食のメニュー
- お楽しみ会でやってみたい出し物
- 休み時間に一番よくやる遊び
- 好きな教科とその理由
- クラスでちょっと自慢したい特技
- 好きな給食のデザート
- 掃除の時間に一番好きな担当場所
- もし1日だけ先生になれるなら何をしてみたいか
- 好きな昼休みの過ごし方
- 好きなアニメやマンガのキャラクター
- 一番好きな学校行事
- もし新しい係を作れるなら何係にしたいか
- 好きな遊び道具やおもちゃ
- 得意な運動や体育の種目
- 好きな絵本や物語
- 動物を飼うならつけたい名前
- クラスのみんなに紹介したい趣味
- 好きな季節の行事と楽しみ方
- もしペットが飼えるなら何を飼いたいか
- 将来やってみたい仕事
高校生・大学生のお題(41〜60)
部活やアルバイト、進路など、10代後半から20代にかけて話題にのぼりやすいテーマを選んだ。友達同士のグループでも、初対面に近い顔ぶれでも使いやすい範囲にしている。先輩や社会人が交じる集まりでは、定番の範囲や次の帯からも数問借りてくると、年齢差があっても浮かない構成になる。恋愛がらみのお題を避けたい場では、その2問だけ定番のお題に差し替えても違和感はない。修学旅行のバスレクや、サークルの新歓コンパのような場でも使いやすい。
- 学生生活で一番思い出に残っている行事
- 部活・サークルで一番印象に残っていること
- アルバイトで一番印象に残った出来事
- 好きな芸能人やアーティスト
- もしクラス替えがあったら誰と同じクラスになりたいか
- 好きな青春ドラマや映画
- 学校帰りによく寄る場所
- 得意な科目を人に教えるなら、どう教えるか
- 文化祭や学園祭でやってみたい企画
- 好きなSNSの楽しみ方
- 憧れの先輩や尊敬している人
- 一番気に入っている私服の着こなし
- 将来住んでみたい街
- 友達と行きたい旅行先
- 好きな恋愛漫画・恋愛映画のジャンル
- もし転校するとしたら、一番寂しいこと
- こだわって撮っている写真のジャンル
- 進路について今考えていること
- 友達に一番感謝していること
- 卒業までにやっておきたいこと
大人・職場・飲み会のお題(61〜80)
新人時代や仕事終わりの過ごし方など、社会人になってから経験が増えていくテーマを選んだ。研修のアイスブレイクにも、飲み会の余興にもそのまま流用できる。取引先など社外の人が交じる場では、盛り上げ面をこの範囲の中でも無難な項目に絞ると安心して進行できる。お酒が入らない集まりでは、お酒のお題だけ近い系統の話題に置き換えても違和感はない。新入社員研修の初日や、部署異動後の顔合わせ飲み会のような場面にも向いている。
- 新人時代に一番緊張した瞬間
- 仕事終わりに必ずやるルーティン
- 職場で密かにこだわっていること
- 通勤中の時間の過ごし方
- 社会人になって驚いたこと
- お気に入りのお酒の飲み方やつまみ
- 平日の夜、自分へのご褒美にすること
- 仕事で一番達成感を感じた瞬間
- 学生時代と比べて一番変わったこと
- 休日にこれだけはしないと決めていること
- 職場の飲み会で一番盛り上がった話
- 自分が得意な家事
- 上司や先輩に言われて心に残っている言葉
- 忘れられない出張や遠征の思い出
- 仕事のストレス発散方法
- 今の働き方で変えてみたいこと
- 名刺交換や自己紹介で印象に残っているエピソード
- 自分が「大人になったな」と感じる瞬間
- 会社の意外な福利厚生や制度の話
- 定年後にやってみたいこと
高齢者レクのお題(81〜100)
懐かしい記憶をたどる回想法の考え方を採り入れ、子どもの頃の遊びや若い頃の流行など、当時の記憶を思い出す方向のテーマにしぼった。暮らしぶりや家族構成に触れる話題は避け、椅子に座ったまま、声だけで答えられる範囲にしている。顔なじみ同士が多い施設では、若い頃の武勇伝のような盛り上げ面を少し増やすと、いつも以上に賑やかになりやすい。初めて開催する日は、20個すべてを使い切ろうとせず、数回に分けて出す前提で選んでおくと負担が少ない。
- 子どもの頃、夢中になった遊びの話
- 昔よく口ずさんでいた歌
- 子どもの頃に好きだった駄菓子やおやつ
- 若い頃に流行っていたファッション
- 昔よく通った映画館や劇場の思い出
- 子どもの頃の学校で一番好きだった授業
- 昔よく遊んだ近所の場所
- 若い頃、夢中になった趣味
- 初めて自分で働いて得たお給料の思い出
- 昔の街並みで覚えていること
- 若い頃に憧れていた仕事や人物
- 子どもの頃のお祭りの思い出
- 昔よく食べていた懐かしい味の話
- 若い頃に流行っていた歌謡曲や音楽
- 子どもの頃に得意だったお手伝い
- 昔の通学路で覚えていること
- 若い頃に一番おしゃれをして出かけた思い出
- 子どもの頃、大人になったらやりたかったこと
- 昔の乗り物や交通手段の思い出
- これまでで一番心に残っている旅の思い出
進行のコツ
一人あたりの持ち時間は1分ほどを目安にすると、次の人へのテンポが良くなる。長くなりそうなお題ほど、時間を区切っておくと聞く側も飽きずに済む。全員に1巡させる場合、6〜8人なら10分前後で収まる計算になる。時間に余裕があれば2巡目に入ってもいいし、1巡で切り上げて次のプログラムに移ってもいい。
出た目のお題がどうしても答えにくいときのために、1ゲームにつき1〜2回までパスできるルールを先に決めておくとよい。パスを使い切ったあとは、思いついた範囲だけでも答えてもらう形に切り替えれば進行が止まらない。
回す順番は、進行役から時計回りに送っていくとスムーズに進む。答えにくい空気になったときは、指名制をやめて、答えたい人から手を挙げてもらう形に切り替えてもいい。参加人数が10人を超える場では、1つのサイコロを全員で回すと待ち時間が長くなりすぎる。4〜6人ずつの小グループに分けて、それぞれにサイコロとお題のセットを持たせると、待ち時間なく同時に進行できる。
サイコロを振る係は毎回同じ人に固定せず、答え終えた人が次の係を引き継いでいくと、進行役が一人に偏らずに済む。お題を振る前に6面の中身を参加者全員に説明してしまうと、出た瞬間の反応が薄くなる。中身を知っているのはサイコロを持つ係だけで、振られた本人はその場で初めてお題を目にする——この「知らないまま挑む」状態が、当たった瞬間の反応を大きくする。
サイコロそのものは、無地の木製サイコロや大きめの発泡スチロール製サイコロに、油性ペンやシールで書き込むと組み替えがきく。文房具店や100円ショップで手に入る素材で十分に作れる。
対面で集まれない日は、通話越しに1人がサイコロ役になって出た目を読み上げれば、そのまま成立する。電話やビデオ通話向けの他のゲームは通話で盛り上がる話題とゲーム【2人・グループ】にも候補がある。
紙のサイコロを手作りする代わりに、この100個から選んだお題をカスタムルーレットに置き換える方法もある。年代の違う面々が集まる日は、複数の年代のお題を組み合わせたオリジナルのセットも作れる。自分で入力する前に試したければ、定番のお題(1〜20)を入れて公開しているサイコロトーク定番のお題20もある。開いた画面が、そのままデジタルのサイコロ代わりになる。
出た目は選べないから、その場が面白くなる
サイコロトークの面白さは、自分でお題を選べないところにある。得意な話題が出ればそのまま話せばいいし、不意打ちのような目が出れば、その場でなんとか言葉を探す時間そのものが笑いになる。次に何が来るかを誰も知らないまま挑むから、同じ6面を使っても毎回ちがう空気になる。聞く相手が変われば同じお題でも返ってくる答えは変わるので、一度作ったセットをそのまま使い回しても十分に楽しめる。
出た目に答える形式ではなく、全員で答えを一致させて盛り上がりたいときは、以心伝心ゲーム お題90選|一致率順で盛り上がるという遊び方もある。
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