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10回クイズ60問|答えつき・激ムズ大人向けも

10回クイズを60問、定番・簡単編、絶対引っかかる・面白い編、激ムズ・大人向け編の3段階でまとめた。すべて音の類似と事実の正しさを検証済みで、答えもセットで掲載。出題のテンポの作り方や、引っかからなかったときの立て直し方も解説する。

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日常・ファミリー
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10回クイズが「引っかかる」2つのしくみ

「〇〇と10回言ってください」——このひとことを聞いた瞬間、答える側は身構える。何を聞かれるかもわからないうちに、口はすでに同じ言葉を10回繰り返す準備に入ってしまう。10回クイズは、その「準備してしまった口」を逆手にとる遊びだ。

出題する側の悩みは、面白い問題を探すことより先に、本当にその問題で引っかかるのかという点にある。個人ブログやSNSに転がっている定番ネタをそのまま持ち出しても、いざ出題してみたら誰も引っかからなかった、あるいは正解だと思っていた答えが違っていた、という空振りは珍しくない。

ここでは、声に出して10回言わせてからそのまま出題できる問題を60問そろえた。定番・簡単編、絶対引っかかる・面白い編、激ムズ・大人向け編の3段階に分け、全問とも言わせる言葉と誤答の音が本当に似ているか、正解が事実として間違っていないかを1問ずつ確認してある。10回言わせるときのテンポの作り方や、引っかからなかったときの立て直し方は、問題リストのあとにまとめた。

10回クイズの多くは、次の2つのしくみのどちらか、あるいは両方を利用している。

音を繰り返すことで、口がその音を「言う準備」を始めてしまう

同じ音を10回続けて発音すると、次に発する言葉もその音に引っ張られやすくなる。定番の「ピザを10回言ってください→(ひじを指して)ここは?」も、「ピザ」と10回発音した直後の口が、同じ「ざ」で終わる「ひざ」を発音するのに慣れてしまっている状態を利用している。正解の「ひじ」は「ひざ」とわずか一音しか違わないので、なおさら間違えやすい。

言わせた言葉が、質問の答えの一部にそのまま含まれている

「たまねぎ」を10回言わせてから「鍋の具になる、白と緑のネギ科の野菜は?」と聞くと、正解の「ねぎ」がそのまま「たまねぎ」の後半に含まれているぶん、10回分の発音の記憶が「ねぎ」という音を強く連想させる。繰り返した言葉そのものが正解を内側に含んでいるので、正解の「ねぎ」だけでなく、前についた「たま」まで一緒に口から出てしまう、というのに近い。

出題する側は、この2つのうちどちらの力が働いているかを意識しておくと、問題を自作するときにも応用が利く。音だけが似ている言葉を探すか、正解の一部を含む言葉を探すか——どちらかの条件を満たす言葉さえ見つかれば、10回クイズは自分でも作れる。


出題のテンポと言い直しルール

10回クイズは、問題の中身と同じくらい出題の進め方で体感の面白さが変わる。ここでは、10回言わせるときの巻き込み方と、引っかからなかったときの立て直し方をまとめる。

言わせるときは、全員で数えて巻き込む

答える本人だけに「10回言って」と指示して黙って聞いているより、周りの人も一緒に指を折りながら数を数えたほうが、場に勢いが生まれる。「せーの」で始めて、8回目あたりから「あと2回」「ラスト1回」と周りが声をかけると、答える本人のテンポも自然と速くなる。速いテンポで言わせるほど1音ずつ考える余裕がなくなり、質問への反応も反射的になりやすい。逆にゆっくり1音ずつ確認しながら言わせると、答える本人が冷静さを取り戻し、引っかかる確率はむしろ下がる。

質問は「言い終わった直後」の空白なく投げる

10回言い終えてから間を置いて質問すると、その数秒で頭が切り替わってしまう。「はい、10回言えました」のような一拍を挟まず、10回目の発音にかぶせるくらいのタイミングで質問を投げかけると、口が同じ音の余韻を持ったまま答えることになりやすい。

引っかからなかったときは、深追いせずに次へ

正解されてしまった場合、「なんで分かったの」と粘って掘り下げる必要はない。「お、正解」と短く受けて、間を置かずに次の問題に移ったほうが出題のテンポが崩れない。1問引っかからなかったからといって出題側の面目が潰れるわけではなく、次の問題でまた仕切り直せばいい。同じ相手に立て続けに出す場合は、直前の問題と音の系統が近いものを避けると、警戒心がリセットされないまま次の問題に臨ませられる。


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10回クイズやなぞなぞをまとめた本。ネタが切れた日は、ページを開くだけで次の出題ができる。

定番・簡単編|子供と一緒に楽しめる20問

子供と一緒に遊べる、身の回りの言葉だけで完結する20問。動物や食べ物などの身近なテーマを中心にまとめてあるので、小学校低学年くらいから十分楽しめる。

  1. 「ピザ」を10回言ってください →(ひじを指して)ここは? → ひっかけ:ひざ/正解:ひじ
  2. 「にわとり」を10回言ってください → 卵からかえったばかりの、鶏の赤ちゃんは? → ひっかけ:にわとり/正解:ひよこ
  3. 「うし」を10回言ってください → 生まれたばかりの、牛の赤ちゃんは? → ひっかけ:うし/正解:こうし(仔牛)
  4. 「消防車」を10回言ってください → 事故や急病のときに呼ぶ、白い車体でサイレンを鳴らして走る車は? → ひっかけ:消防車/正解:救急車
  5. 「かえる」を10回言ってください → 池でよく見かける、しっぽがあって足がまだ生えていない、かえるになる前の生き物は? → ひっかけ:かえる/正解:おたまじゃくし
  6. 「ちょう」を10回言ってください → モンシロチョウなどが成虫になる前の、葉っぱをよく食べる姿は? → ひっかけ:ちょう/正解:幼虫(あおむし)
  7. 「しろくま」を10回言ってください → 動物園の人気者で、笹をむしゃむしゃ食べる白と黒の動物は? → ひっかけ:しろくま/正解:パンダ
  8. 「からす」を10回言ってください → 昔話で、機を織って恩返しをする鳥は? → ひっかけ:からす/正解:つる(鶴の恩返し)
  9. 「さる」を10回言ってください → 月に住んでいて餅つきをしていると言われる動物は? → ひっかけ:さる/正解:うさぎ
  10. 「みりん」を10回言ってください → 鼻の長い、動物園の人気者は? → ひっかけ:きりん/正解:ぞう
  11. 「たいやき」を10回言ってください → お祭りの屋台で人気、生地を丸く焼いて、中にタコが入っている食べ物は? → ひっかけ:たいやき/正解:たこやき
  12. 「にんじん」を10回言ってください → すりおろして薬味にもする、おでんの具の定番になる白い野菜は? → ひっかけ:にんじん/正解:だいこん
  13. 「めだか」を10回言ってください → 縁日の屋台でよくすくって持ち帰る、赤くてひらひらした尾を持つ魚は? → ひっかけ:めだか/正解:きんぎょ
  14. 「たけのこ」を10回言ってください → 秋に地面から顔を出す、傘のような形をしたきのこの代表格は? → ひっかけ:たけのこ/正解:まつたけ
  15. 「すずめ」を10回言ってください → 「ホーホケキョ」と鳴くことで知られる、春を告げる鳥は? → ひっかけ:すずめ/正解:うぐいす
  16. 「かぶとむし」を10回言ってください → ノコギリのような角(あご)を持つ、夏の夜に樹液に集まる虫は? → ひっかけ:かぶとむし/正解:クワガタ
  17. 「とんぼ」を10回言ってください → 鎌のような前足で獲物を捕らえる、肉食の昆虫は? → ひっかけ:とんぼ/正解:カマキリ
  18. 「たいよう」を10回言ってください → 夜空に浮かんで満ち欠けをする、うさぎが住むと言われる天体は? → ひっかけ:たいよう/正解:つき(月)
  19. 「おにぎり」を10回言ってください → お祝いの席でよく出てくる、酢飯を使った日本料理の代表は? → ひっかけ:おにぎり/正解:すし
  20. 「そろばん」を10回言ってください → 紙に書かず、頭の中だけで計算する力のことを何という? → ひっかけ:そろばん/正解:あんざん(暗算)

絶対引っかかる・面白い編|大人でも油断できない20問

大人同士でやっても、油断しているとつい引っかかってしまう20問。食べ物やことわざ、身近な生き物をテーマに、笑いが起きやすい問題を集めた。

  1. 「きつね」を10回言ってください → 天かす(揚げ玉)が入ったそば・うどんの名前は? → ひっかけ:きつね/正解:たぬき
  2. 「たぬき」を10回言ってください → 油揚げが入ったそば・うどんの名前は? → ひっかけ:たぬき/正解:きつね(※21・22は関東での呼び方。大阪では油揚げ入りのそばを「たぬき」と呼ぶ)
  3. 「モンブラン」を10回言ってください → いちごがのった、生クリームたっぷりの丸いケーキの定番は? → ひっかけ:モンブラン/正解:ショートケーキ
  4. 「わたあめ」を10回言ってください → お祭りの屋台の定番で、りんごなどの果物に飴をコーティングして串に刺した食べ物は? → ひっかけ:わたあめ/正解:りんご飴
  5. 「ようかん」を10回言ってください → あんこを薄い皮で包んで蒸したり焼いたりする、丸い和菓子の定番は? → ひっかけ:ようかん/正解:まんじゅう
  6. 「すもう」を10回言ってください → 畳の上で組み合い、投げ技や固め技で競う、日本発祥のオリンピック競技は? → ひっかけ:すもう/正解:じゅうどう(柔道)
  7. 「からて」を10回言ってください → 竹刀を使い、防具をつけて打ち合う、日本発祥の武道は? → ひっかけ:からて/正解:けんどう(剣道)
  8. 「台風」を10回言ってください → 日本で起きやすい自然災害のうち、地面が大きく揺れるものは? → ひっかけ:台風/正解:地震
  9. 「信号」を10回言ってください → 道路の端に立っていて、夜になると点いて道を明るく照らす柱の照明は? → ひっかけ:信号/正解:街灯(がいとう)
  10. 「雪だるま」を10回言ってください → クリスマスツリーのてっぺんによく飾られる、光る形の飾りは? → ひっかけ:雪だるま/正解:星
  11. 「はちみつ」を10回言ってください → パンケーキにかける、木の樹液から作る茶色くて甘いシロップは? → ひっかけ:はちみつ/正解:メープルシロップ
  12. 「らくだ」を10回言ってください → 首が長く、サバンナに住んで木の葉を食べる動物は? → ひっかけ:らくだ/正解:キリン
  13. 「イルカ」を10回言ってください → お寿司や刺身で人気、げそが特徴の軟体動物は? → ひっかけ:イルカ/正解:イカ
  14. 「たまねぎ」を10回言ってください → 鍋や味噌汁の具になる、白い部分と青い部分がある、細長いネギ科の野菜は? → ひっかけ:たまねぎ/正解:ねぎ
  15. 「しいたけ」を10回言ってください → 鍋物によく入っている、白くて細い、まとまって生える人気のきのこは? → ひっかけ:しいたけ/正解:えのき
  16. 「しまうま」を10回言ってください → オーストラリアに生息する、お腹の袋で赤ちゃんを育てる、ぴょんぴょん跳ねる動物は? → ひっかけ:しまうま/正解:カンガルー
  17. 「ふくろう」を10回言ってください → 夜に活動して、洞窟などに逆さまにぶら下がって眠る哺乳類は? → ひっかけ:ふくろう/正解:こうもり
  18. 「ホットケーキ」を10回言ってください → パンに具材を挟んで作る、朝食やランチの定番料理は? → ひっかけ:ホットケーキ/正解:サンドイッチ
  19. 「かき氷」を10回言ってください → 冬に近所の家の軒先にできる、凍った水が垂れ下がったものは? → ひっかけ:かき氷/正解:つらら
  20. 「バレンタインデー」を10回言ってください → 日本で、お返しにお菓子を贈る3月14日の記念日は? → ひっかけ:バレンタインデー/正解:ホワイトデー

激ムズ・大人向け編|正解率がぐっと下がる20問

「10回クイズ 世界一難しい」で検索してたどり着く人も多いテーマだが、実際の難易度は答える人の年齢や知識量によって大きく変わる。ここでは、社会人としての一般常識や、地理・歴史・自然科学の知識が必要になる20問を集めた。大人同士の飲み会や、久しぶりに集まった友達との時間にちょうどいい難易度だ。

  1. 「履歴書」を10回言ってください → 会社を辞めるときに、退職の意思を伝えるために提出する書類は? → ひっかけ:履歴書/正解:退職届(退職願)
  2. 「見積書」を10回言ってください → 商品やサービスの代金を支払ったことを証明するために発行される書類は? → ひっかけ:見積書/正解:領収書
  3. 「インフレ」を10回言ってください → 物価が下がり続け、企業の利益や賃金も下がってしまう経済現象は? → ひっかけ:インフレ/正解:デフレ
  4. 「売上」を10回言ってください → 売上から経費などを差し引いて残る、会社の本当の儲けを表す言葉は? → ひっかけ:売上/正解:利益
  5. 「現金」を10回言ってください → 実際にお金を引き出さず、相手の口座へお金を移して支払いを済ませる方法は? → ひっかけ:現金/正解:振込(振替も可)
  6. 「株式」を10回言ってください → 企業が資金を集めるために発行する、期日に利子をつけて返す約束をした証書は? → ひっかけ:株式/正解:債券(社債)
  7. 「所得税」を10回言ってください → 働いていなくても、土地や建物を持っているだけでかかる税金は? → ひっかけ:所得税/正解:固定資産税
  8. 「通訳」を10回言ってください → 話し言葉ではなく、書かれた文章を別の言語に訳す仕事をする人は? → ひっかけ:通訳/正解:翻訳家
  9. 「コンプライアンス」を10回言ってください → 自分の判断や行動について、理由や結果を関係者にきちんと説明する責任のことは? → ひっかけ:コンプライアンス/正解:アカウンタビリティ(説明責任)
  10. 「円高」を10回言ってください → 1ドルと交換するのに必要な円が増えて、円の価値が下がることは? → ひっかけ:円高/正解:円安
  11. 「ミュンヘン」を10回言ってください → 政治の中心地として知られる、ドイツの首都は? → ひっかけ:ミュンヘン/正解:ベルリン
  12. 「シドニー」を10回言ってください → オーストラリアの首都は? → ひっかけ:シドニー/正解:キャンベラ
  13. 「トロント」を10回言ってください → カナダの首都は? → ひっかけ:トロント/正解:オタワ
  14. 「ニューヨーク」を10回言ってください → アメリカ合衆国の首都は? → ひっかけ:ニューヨーク/正解:ワシントンD.C.
  15. 「徳川家康」を10回言ってください → 本能寺の変で織田信長を討ったことで知られる武将は? → ひっかけ:徳川家康/正解:明智光秀
  16. 「豊臣秀吉」を10回言ってください → 江戸幕府を開いた人物は? → ひっかけ:豊臣秀吉/正解:徳川家康
  17. 「金星」を10回言ってください → 太陽系の惑星のうち、太陽に一番近い軌道を回っている惑星は? → ひっかけ:金星/正解:水星
  18. 「土星」を10回言ってください → 太陽系の惑星のうち、直径が一番大きい惑星は? → ひっかけ:土星/正解:木星
  19. 「ワイン」を10回言ってください → ぶどうではなく、りんごを発酵させて作るお酒は? → ひっかけ:ワイン/正解:シードル
  20. 「クラウドファンディング」を10回言ってください → 銀行が審査をしたうえで企業にお金を貸し出すことを何という? → ひっかけ:クラウドファンディング/正解:融資

画面を見せる相手を、出題者だけに絞る

10回クイズは、答える側が問題の中身を先に見てしまうと、そもそも成立しない遊びだ。ひっかけの答えも正解も、出題者だけが把握しておく必要がある。

この記事の60問をカスタムルーレットに入れておくと、出題者はスマホを1台持つだけで進行できる。登録の形式は自由だが、言わせる言葉・質問・答えを「ピザ/ひじを指してここは?/ひざ・ひじ」の順で1行に収めておくと、止まった行を上から読み上げるだけで次の出題が進む。

気をつけたいのは、画面を参加者に向けないことだ。ルーレットが止まった瞬間、そこには質問文と正解が並んで表示されている。答える本人はもちろん、周りで見ている人にも画面を見せてしまうと、10回言わせている最中に答えを知られてしまい、驚きが半減する。回すのも結果を読み上げるのも出題者役の1人に固定し、他の参加者はスマホの画面自体を見ない、というルールにしておくと安心だ。

紙にまとめる場合は問題と答えが同じ紙面に並んでしまいがちだが、ルーレットなら出題者の手元でしか表示されないぶん、他の人の目に触れるタイミングを完全にコントロールできる。次に出す問題を毎回自分でめくる手間もなく、ランダムに出てくるので、同じ問題ばかり続けてしまう心配もない。


何度も出しているうちに、ひっかかる理由が分かってくる

60問を出し尽くしても、同じ相手に何度も出しているうちに耐性がついて、途中から引っかからなくなっていく。そうなったら、この記事で扱った設計のしくみをもとに、自分たちで新しい問題を作ってみるのも面白い。音が似ている言葉を探すか、正解の一部を含む言葉を探すか——どちらかの条件さえ満たせば、身の回りの言葉から10回クイズは無限に作れる。

10回クイズ以外の出題形式も試したくなったら、雑学・なぞなぞ・ひっかけ問題を55問、答えつきで収録したドライブクイズ55問もある。はい・いいえの質問だけで真相へ近づく推理型ならウミガメのスープ問題20選、○か×かの二択で全員が即答できる形ならまるばつクイズ問題60問、という選び方もできる。声を出す遊び全般に話を広げたいときは、日常・ファミリー向けの話題ページから気分に合うテーマを探してみてほしい。

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この記事を書いた人

エマロン

エマロン

会話のネタ切れ常習犯だった元・人見知りOL。飲み会や合コンで何度も沈黙を経験した末に「トークテーマルーレット」を作りました。実体験ベースの会話術を発信中。

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