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初対面の会話が苦手でも大丈夫|人見知りが実践してるネタリスト

初対面の人との会話が苦手、何を話せばいいかわからない人向け。人見知りの筆者が実際に使っている話題リストとNG話題、沈黙の乗り切り方を紹介。

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A
アキヒロ

自分は人見知りだ

これは別に謙遜でも何でもなく、事実として。

先日、友人の誕生日パーティーに呼ばれた。知らない人が8割。席に着いた瞬間、隣の人と目が合った。「やばい、何か話さないと」——そう思いながら、メニューを手に取った。熟読した。前菜からデザートまで、すべてのカロリー表示まで確認した。10分くらいそうしていた。もちろんメニューの内容なんて頭に入っていない。ただ、隣の人と目を合わせなくて済む口実が欲しかっただけだ。

こういう経験、自分だけじゃないはず。初対面の人と何を話せばいいかわからない。会話が始まっても続かない。沈黙が気まずい。もう帰りたい。

でも30年以上この性格で生きてきて、それなりに「生き延びるためのテクニック」は身についた。人見知りは治らないが、対処法は確実にある。


人見知りでも使える「初対面の鉄板話題」

コミュニケーションの達人みたいな人が「とにかく相手に興味を持てば大丈夫!」とか言うけど、人見知りにとってはそれが一番難しいから困っている。

もっと具体的に、すぐ使えるネタを整理した。

その場の共通点から始める

初対面の会話で一番ハードルが低いのは、今この瞬間、目の前にある共通点から入ること。

同じイベントに来ている → 「どういう経緯で来ました?」

同じ食事をしている → 「これ美味しいですね」

同じ場所にいる → 「この辺よく来るんですか?」

同じ待ち時間を過ごしている → 「結構混んでますね」

ポイントは、相手も同じ状況にいるということ。だから共感が生まれやすい。「混んでますね」「ほんとですね」——このたった2往復で、空気がちょっと柔らかくなる。

相手の持ち物・服装から話を振る

「そのバッグいいですね、どこのですか?」

「そのスマホケース、○○のやつですか? 自分も気になってて」

「靴おしゃれですね」

目に入ったものを素直に褒める。これだけでいい。人は自分の持ち物を褒められると嬉しいし、自然と「これ、実は○○で買って——」と話してくれることが多い。あとは聞き役に回ればいい。

ただし、身体的な特徴(背が高いですね、痩せてますね等)は初対面ではやめたほうがいい。持ち物に限定するのが安全だ。


初対面NGの話題リスト

使える話題と同じくらい大事なのが、避けるべき話題。ここを踏み外すと一発で空気が凍る。

年齢。 特に女性には聞かない。「おいくつですか?」は日本では割と気軽に聞く人がいるが、嫌がる人も多い。聞かなくて困ることはないので、初対面では封印。

年収・家賃。 「どのあたりにお住まいですか?」くらいはセーフだが、「家賃いくらですか?」はアウト。「何のお仕事されてるんですか?」はギリセーフだが、そこから「年収は?」に踏み込むのは論外。

政治・宗教。 初対面では絶対に触れない。仲良くなってからでも慎重に。

体型・外見のネガティブな指摘。 「太った?」「老けた?」は論外として、「思ったより背が低いんですね」みたいな悪意のない一言も、相手を傷つけることがある。

結婚・出産の予定。 「結婚しないんですか?」「お子さんは?」——本人にとってセンシティブな話題かもしれない。相手から話してくれるまで待つのが正解。

「見た目と違いますね」系。 「怖そうに見えたけど優しいんですね」「真面目そうに見えて意外とおもしろい」——褒めてるつもりでも、「じゃあ最初の印象は悪かったのか」と受け取られるリスクがある。


会話が続く「質問の型」3パターン

初対面でも会話が続く人を観察すると、質問の仕方にパターンがある。自分が真似して効果があったのはこの3つ。

「〜って、どうですか?」型

相手に感想を聞くパターン。「この辺のランチって、どうですか?」「最近の○○って、どうですか?」

オープンな質問なので、相手が自由に答えられる。「いいですよ、特に○○がおすすめで——」と勝手に話が広がることが多い。

「〜のきっかけって何でした?」型

相手のストーリーを引き出すパターン。「この仕事を始めたきっかけって何でした?」「ここに住んだきっかけって?」

人は「きっかけ」を語るとき、けっこう饒舌になる。思い出話に突入してくれるから、こちらは相槌を打っていればいい。人見知りにとって最高の質問。

「自分も〜なんですけど」型

共感から入るパターン。「自分もコーヒー好きなんですけど、どこのが好きですか?」「自分も最近運動始めたんですけど、何かされてます?」

先に自分の情報を出すことで、相手が答えやすくなる。自己開示の効果というやつだ。


沈黙が来たときの対処法

どんなに準備しても、沈黙は来る。大事なのは、沈黙をゼロにすることじゃなくて、沈黙が来たときにパニックにならないこと

飲み物を注文する。 「すみません、ドリンクもう1杯いいですか?」——これで30秒くらい稼げる。その間に次の話題を考えればいい。食事の席なら「これ頼んでみませんか?」とメニューを見せるのも有効。

「あ、そういえば」で話題転換する。 唐突でいい。前の話題と全く関係なくても、「あ、そういえば」と言えば何でも繋がる。この魔法の言葉を自分は毎日のように使っている。

正直に言ってしまう。 「すみません、ちょっと人見知りで……」と素直に打ち明ける。これ、意外と好感度が高い。「実は自分もなんです」と返ってくることも多いし、相手が気を遣って話を振ってくれるようになる。

スマホを活用する。 [トークテーマルーレット](/)をスマホで開いて、「こういうのあるんですけど、やってみません?」と見せる。ゲーム感覚で盛り上がることもあるし、出たテーマがそのまま会話のネタになる。飲み会で実際にやったら「何これ面白い」と意外にウケた。


場面別・初対面の会話テンプレ

「鉄板話題はわかったけど、具体的にどの場面でどう切り出せばいいの?」という人のために、場面別のテンプレを用意した。

結婚式の隣席。 「新郎(新婦)のお知り合いですか?」から入る。共通の知人の話は初対面でも盛り上がりやすい。「大学の同期で」「職場の後輩で」——そこから「じゃあ○○時代のことご存知ですか?」と広がる。

仕事の取引先。 「御社、○○にあるんですよね。あの辺ランチどうされてます?」くらいの軽い話題から。いきなりビジネスの話に入るより、アイスブレイクを挟んだほうが結果的にいい関係を築ける。

友達の友達。 「○○さんとはどこで知り合ったんですか?」——共通の友達の話は最強のネタ。「あいつ、昔は○○だったんですよ」みたいなエピソードが出てくると一気に距離が縮まる。

習い事の初日。 「いつから通ってるんですか?」「始めたきっかけは?」——先輩受講者に教えてもらう姿勢で話すと自然。人は教える側に回ると気分がいいので、喜んで色々教えてくれる。

PTAの集まり。 「何年生ですか?」「担任の○○先生、どうですか?」——子ども経由の話題は共感ポイントが多い。「宿題多すぎません?」とか「給食の○○がおいしいらしいですね」とか、学校の話は無限に広がる。


人見知りは治らない。でもテンプレは効く

人見知りは性格だから、無理に治す必要はない。「初対面得意です!誰とでもすぐ仲良くなれます!」みたいな人間に憧れた時期もあったが、自分には無理だとわかった。

でも「初対面のテンプレ」を持っておくと、あの最初の5分間の胃のキリキリが少しだけマシになる。自分はそうやって30年以上生き延びてきた。

完璧な会話なんて必要ない。沈黙があっても、話題がぎこちなくても、「この人、頑張って話しかけてくれてるな」というのは相手に伝わる。その姿勢だけで十分だと思う。

話題探しに困ったら[トークテーマルーレット](/)を使ってみてほしい。ランダムで出たテーマをきっかけに、思いがけない会話が生まれることもある。

人見知り同士で気まずい沈黙を共有した結果、なぜか仲良くなる——そういう展開も、実は悪くない。ママ友との会話に困らないトーク術も合わせて参考にしてもらえると嬉しい。

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