歓送迎会で「あの人、話しやすいね」と言われる会話術
3月・4月の歓送迎会で初対面の人とも自然に話せるコツを紹介。合コン仕込みの質問テクや、営業マン時代に覚えた雑談の型など、すぐ使える会話術をまとめました。
歓送迎会、正直しんどくないですか
3月になると歓送迎会ラッシュが始まる。送別会が終わったと思ったら歓迎会、歓迎会が終わったらまた別の部署の送別会。しかも毎回「はじめまして」の人がいる。
私が新卒で入った会社の最初の歓迎会、隣に座った先輩と2人きりになった瞬間、頭が真っ白になった。「ご出身はどちらですか」「埼玉です」「あ、いいですね」で会話終了。あの沈黙の3分間、今でも思い出すと背中がゾワッとする。
でも今は歓送迎会が得意……とまでは言わないけど、少なくとも「あの人、話しやすかったな」と言ってもらえるようになった。きっかけは意外なところにあった。
合コンで学んだ「最初の一言」の重要性
20代の頃、友達に誘われて合コンに何度か参加した。最初のうちは「お仕事なにされてるんですか?」しか言えなくて、相手の答えに「すごいですね〜」しか返せない量産型だった。
ある日、隣に座った子が開口一番「今日ここ来るまでに何かおもしろいことありました?」と聞いてきた。私は「電車で前に座ってたおじさんが寝ながらずっとうなずいてて、誰と会話してるんだろうって気になった」と答えた。それだけで笑いが起きて、場が温まった。
「今日なにかあった?」系の質問は最強のアイスブレイクだと、そのとき学んだ。
歓送迎会でもこれは使える。「今日、会社来るまでになにかありました?」と聞くだけでいい。大したエピソードがなくても「いや〜特になにも……あ、でもコンビニで新商品のコーヒー買ったらめっちゃまずかった」みたいな話が出てくる。そこから「どこのコンビニですか?」と広がる。
営業マン時代に覚えた「3つの型」
新卒で営業部に配属されて、取引先との会食が月2〜3回あった。最初は上司の横で愛想笑いしてるだけだったけど、だんだん自分がリードする場面も増えてきて、そのときに先輩から教わったのがこの3つの型。
型1: 「〇〇さんって、△△なイメージあるんですけど」
質問じゃなくて、印象を伝える。「田中さんって、朝型のイメージあるんですけど」と言うと、「いやいや、全然夜型ですよ」か「あ、バレました?」のどちらかが返ってくる。どっちに転んでも会話が続く。
歓迎会で初めて会う新入社員に「なんかスポーツやってた感じしますね」と言えば、「サッカー部でした!」か「いえ、帰宅部でした(笑)」で盛り上がる。
型2: 「自分も〇〇なんですよ」
共通点を見つけたら即座に乗っかる。相手が「最近ランニング始めたんです」と言ったら、走ってなくても「私も運動不足で、先週久しぶりに走ったら膝が死にました」でいい。完全一致じゃなくても「私も系」の返しは距離が縮まる。
合コンでこれをやりすぎて「なんでも"私も"って言うね」とツッコまれたことがある。ほどほどに。
型3: 「それって、つまり〇〇ってことですか?」
相手の話を要約して返す。「入社してまだ慣れなくて、毎朝緊張するんです」に対して「朝起きた瞬間からソワソワする感じですか?」と返す。相手は「そう、まさにそれ」と感じて、もっと話してくれる。
営業の商談で使ってたテクニックだけど、飲み会でも普通に効く。
歓送迎会で使える鉄板ネタ5選
とはいえ、型だけ覚えても話題がないと回らない。歓送迎会で外さないネタをまとめておく。
1. 異動・転勤の「あるある」
「引っ越し先がまだ決まってなくて」「前の部署のやり方と全然違って戸惑ってる」——異動する人・された人は必ずこの手の話がある。共感するだけでいい。
2. ランチ・お店情報
「この辺でおすすめのランチってあります?」は新しく来た人への鉄板。逆に送別の場なら「あの店のカレー、もう食べられないんだな」で思い出話になる。
3. 通勤ルートの話
「どこから通ってるんですか?」→「その路線、朝混みません?」→「私は一本早い電車に乗って座るようにしてます」。通勤の話は誰でも答えられるし、意外と盛り上がる。
4. 最近ハマってること
「休みの日なにしてますか?」よりも「最近なんかハマってることあります?」のほうが答えやすい。休日の過ごし方は「特に……」で終わりがちだけど、ハマってることなら何かしら出てくる。
5. 前の部署・会社のカルチャー
「前の会社って飲み会多かったですか?」「前の部署ってどんな雰囲気でした?」——比較の話は自然に出てくるし、お互いのバックグラウンドがわかる。
沈黙が来ても焦らなくていい
最後にひとつだけ。歓送迎会で沈黙が来ると「やばい、なんか話さなきゃ」と焦るけど、全員がそう思ってるわけじゃない。「ちょっと料理食べますね」で間を持たせていい。
新卒の頃、送別会で課長と2人きりの沈黙に耐えかねて「趣味とかあるんですか」と聞いたら「盆栽」と返ってきて、そこから30分盆栽の話を聞くことになった。興味ゼロだったけど、課長はめちゃくちゃ楽しそうだった。翌日から課長との関係がかなり良くなった。
相手が好きなことを話してもらう。それだけで十分。 話題を提供するのがうまい人より、話を引き出すのがうまい人のほうが歓送迎会では重宝される。
歓送迎会の前に「何を話せばいいかわからない」と不安になったら、トークテーマルーレットで職場向けの話題をいくつかストックしておくのがおすすめ。3〜4個メモしておくだけで、当日の安心感が全然違う。
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